春爛漫の日田の旅へ!「天領日田おひなまつり」

旅ライターのMarilyn Yoshidaです。 3月31日まで大分県日田市では「第38回天領日田おひなまつり」が開催されています。 福岡からは、車で大分自動車道経由、1時間半程で到着します。豆田町は何度も訪れていますが春のこのシーズンは初めてでした。 おひなまつり開催中の豆田町でのランチは、日田風ひつまぶしの「日田まぶし」をいただきました。 日田市内13店舗で提供する「日田パフェ」もあり、「発酵舎KOGURA」で発酵パフェを楽しみました。 豪華絢爛で贅を尽くしたひな人形やひな道具は日田の繁栄を物語っています。 食べて、歩いて、おひなさまを満喫する1日。時間をたっぷりとって出かけるのがオススメです。

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見て、歩いて、食べてと魅力いっぱい!「天領日田おひなまつり」

「天領日田おひなまつり」が開催されている豆田地区、隈地区では旧家や資料館でひな人形やひな道具が公開されています。 豆田町は散策が楽しい場所で何度も訪れていましたが、春に来るのは初めてです。 まずは、江戸時代からの歴史残る建物でもある「岩尾薬舗 日本丸館」を見学します。 江戸末期から昭和初期にかけて増改築を繰り返したという木造3階建ての家屋は展望楼があり豆田の町を見下ろすことができました。

出典:日田市観光協会

江戸時代からのお道具やお雛様が並ぶ日本丸館の母屋の大広間には、ともに白髪となったおめでたい人形、健康と長寿を祝う「百歳雛」も中央に飾られています。 江戸時代からの様々なものも展示されていて、商家の豊な暮らしを垣間見ることができます。 「日本丸」とは岩尾薬舗が製造した万能薬で明治から昭和40年頃まで人気だった薬です。懐かしい展示ですが、新しさを感じるものもありゆっくり見ていると時間が経つのを忘れてしまいます。

出典:Marilyn Yoshida
出典:Marilyn Yoshida

見逃せない!日田醤油の「ひな御殿」は国内最大級のひな人形ミュージアム 

出典:Marilyn Yoshida

常設でもある「ひな御殿」。圧巻の数のおひなさまが並んでいます。 歴史あるお雛様から現代雛まで、お顔の違いも楽しめるまさに雛人形の美術館です。 江戸時代からの雛人形などが、約3800体が展示されています。 限られた地方にしか残されていない「おきあげ雛」も見ることができます。 「貝合わせ」のお道具や現代雛まで、存分に楽しめる場所で圧巻という言葉がぴったりです

出典:Marilyn Yoshida
出典:Marilyn Yoshida
出典:Marilyn Yoshida

贅沢!たっぷりとうなぎが楽しめる「日田まぶし」の「千屋」へ

出典:日田市観光協会

国産ウナギ使用の「日田まぶし」は、薬味、だし汁で3種の味を楽しめる「日田風ひつまぶし」です。薬味に大根おろし、わさび、柚子胡椒、ネギが用意されています。まずはそのままお茶碗に盛り付けていただきます。あっさり味のたれが絡んだウナギです。次に大根おろしと柚子胡椒で一膳、ネギとワサビをのせて一膳、最後に土瓶で提供されている出汁をかけてさらさらといただきました。 食べきれないかもという心配は無用でした。 テイクアウトにも対応されていましたのでお土産にもできます。

出典:Marilyn Yoshida

『発酵舎KOGURA』で日田パフェを楽しむ

出典:Marilyn Yoshida

散策途中には豆田町の清酒薫長醸造元が経営する「発酵舎KOGURA」に立ち寄りました。焼きたてパンやランチも人気の居心地のいいカフェです。

出典:Marilyn Yoshida

こちらのカフェのお向かいにあるクンチョウ酒造が営むカフェ「発酵舎KOGURSA」 蔵の跡を利用したカフェは落ち着いた雰囲気でゆっくりできます。 砂糖や塩の代わりに甘麹や塩麹、醤油麹など自家製麹をお料理に使っているそうです。 こちらでは、「発酵パフェ」をいただきました。お店オリジナルの酒粕グラノーラも器の底にはいっていました。自家製甘酒アイス、栗にわらび餅、フルーツとボリュームもうれしいパフェです。 日田パフェは日田のきれいな水で育ったフルーツなどを利用しているもので、日田市内13店舗で提供しています。日田市観光案内所で販売している「日田パフェマップ&クーポン」(1冊100円・3月31日まで販売予定)を使うとお得にパフェ三昧が楽しめる企画も開催されています。

せっかくの春だもの。天領日田を満喫しよう!

出典:Marilyn Yoshida

おひなさまにおいしいランチ、スウィーツと満喫できた「天領日田おひなまつり」 豆田町の散策は路地にはいって散策するのも楽しいものです。 和雑貨や、日田パフェをはじめ、そば饅頭に大福、ロールケーキなど目移りしてしまうスウィーツもあります。 せっかくの春。華やかなおひなまつりを見に日田へ出かけてみませんか?

日田市観光協会 

天領日田おひなまつり

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

福岡在住。日本旅行作家協会会員・旅行ライター・ ㈱Amazing Public Relations代表取締役。複数の企業での広報や宣伝PRを経験し、現在は観光PRや企業や自治体の広報アドバイスやPR企画、広報コンサルティングを手掛けている。

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