この記事では、ささみの栄養価やしっとり仕上げるコツをはじめ、忙しい朝にもさっと作れるささみレシピを紹介します。たんぱく質が多く、成長期の子どもには食べさせたい食品のひとつ。バリエーション豊かなレシピで変化をつけて、ささみの飽きのこないおいしさを楽しんでみませんか。
ささみをしっとり仕上げるコツ
筋をしっかりとる
ささみは水分を多く含むため、加熱すると水分が飛んで固くなりやすく、これがパサつく原因です。パサつくと食感を損なうだけでなく、おいしさも半減してしまうので、しっとり仕上げるコツをきちんと掴みましょう。まずは筋をしっかりとること。筋をとったらフォークや竹串で繊維を断ち切るように身を刺し、酒などにつけて柔らかくします。
砂糖と塩をまぶす
ささみに対して1%の砂糖と塩を少々ふってなじませます。塩で下味をつけ、砂糖をなじませることでささみを保水してくれるので、パサつきを予防できますよ。
加熱のしすぎに気を付ける
下処理が済んだら次は加熱です。ささみは焼きすぎてしまうと固くなってしまうので注意。余熱を上手く利用し、加熱しましょう。加熱時間を短くするために、調理する前に冷蔵庫から出して常温に戻しておくのもひとつのポイントです。
ささっと作れるお弁当おかず! ささみのお弁当レシピ5選
お弁当レシピ1 ささみでガリバタチキン
5分あればできる! 簡単時短レシピです。食べ応えのある一品なので、お弁当のおかずとして活躍してくれますよ。
「ささみでガリバタチキン」の材料・作り方
<材料:2人分>
- ささみ :3本
- しめじ :1パック
- 酒 :大さじ1
- 塩こしょう :適量
- 刻みねぎ :適宜
A
- バター :10g
- おろしにんにく:小さじ1/2
<作り方>
- ささみは筋を取ってそぎ切りにし、酒、塩こしょうを振りかける。しめじは石づきを切り落としてほぐす。
- ボウルに1、Aを入れてふんわりラップをして600W4分加熱する。取り出して全体に味がなじむように混ぜる。
「ささみでガリバタチキン」の保存期間(目安)
- 冷蔵保存の場合…2~3日
- 冷凍保存の場合…2~3週間
お弁当レシピ2 ささみのチーズ巻き
ささみととろけるチーズを楽しめる一品です。パサつかず、しっとり食べ応えがあるので、成長期の子どもに喜ばれます。
「ささみのチーズ巻き」の材料・作り方
<材料:2人分>
- ささみ :2本
- ピザ用チーズ:大さじ4
- 刻みねぎ :適宜
A
- 酒 :大さじ1
- 塩こしょう :適量
<作り方>
- ささみは筋を取って観音開きにし、厚さが均一になるように包丁の裏で軽くたたく。Aの材料を振りかける。
- ささみの上にピザ用チーズをのせ、内側から巻き込むように手前から巻く。耐熱容器にのせてふんわりとラップをし、500Wのレンジで3分加熱する。
- 粗熱が取れたらお好みの大きさにカットし、皿に盛る。お好みで刻みねぎを散らす。
「ささみのチーズ巻き」の保存期間(目安)
- 冷蔵保存の場合…2~3日
- 冷凍保存の場合…2~3週間
お弁当レシピ3 マヨネーズで!揚げずに鶏ささみフライ
揚げずにオーブンで焼くだけで、失敗知らずの鶏ささみフライを作ることができます。焼いている間に他のおかずも作ることができて一石二鳥。
お弁当レシピ4 ささ身せんべいの甘酢ごま照り焼き
甘酢たれがたまらない一品。作り置きにも、お弁当のおかずにも、普段の食卓にも使える万能なレシピです。
お弁当レシピ5 ササミのふんわりバター焼き
バター香る、うまみ抜群のおかずです。ごはんとの相性もばっちり。お弁当に入れたくなる一品に仕上がっています。
しっとりおいしいささみをお弁当のおかずに
今回はささみをしっとり仕上げるコツを紹介しました。筋取り・保水・短時間加熱でしっとり柔らかなささみのおかずを楽しんでくださいね。