福岡市地下鉄箱崎九大前駅から徒歩約10分、「筥松2丁目」交差点近くの「肉バル ノダニク」(福岡市東区)は、2016年にオープンしてもうすぐ5年目。選び抜いた九州産和牛の赤身肉ステーキをはじめ、お酒に合う気軽なアラカルトがそろう地元の人気バルです。
ランチは赤身やイチボなどボリュームたっぷりの限定丼が人気
オーナーの野田裕さんは、福岡市の人気焼き肉店「玄風館」(東区香椎駅前)に10年間勤めた、“肉の目利き”。良い肉を厳選して仕入れるだけでなく、どうすれば一番おいしく食べられるかを追求して生まれたメニューはどれも絶品と評判です。 「おすすめですか? うーん、どのメニューも。常連客から『どれを食べてもおいしい』と言われます」と笑顔に自信をのぞかせます。
「自分が住む東区に、いい肉を食べられる気軽な店を作りたい」という思いで、野田さんはこの店を立ち上げたといいます。仕入れた肉は、すぐに切り分け真空状態にして冷蔵保存。絶対に冷凍せずにフレッシュさを保った肉を提供するのがポリシー。特にモモ肉やイチボに力を入れているので、弾力があり、肉汁たっぷりの赤身肉が楽しめます。さらに、これらの肉を引き立てるワイン、焼酎、日本酒、クラフトビールなども豊富にそろえているので「肉バル」と名付けています。
ランチの1番人気は数量限定「本日のノダニクどん」(税込み1,500円)。3、4種類の肉がたっぷり盛られ、ご飯が見えないボリュームに圧倒されます。写真はバラ肉を使った「焼肉」、さっぱりジューシーな「赤身」、脂にコクがある「イチボ」の3種類が合計約130g。これらの肉は全て九州産の黒毛和牛で、この量と質でこの価格は、ランチだからこその大サービスといえます。
添えられるのはわさび、岩塩、そして野田さん秘伝の焼肉のタレ「ノダニクソース ゼロ」。濃厚なコクが自慢の「ゼロ」を肉の上に回しかけるのもいいですが、野田さんは「肉を一枚ずつ違う味で食べてみて。わさびのキレ、岩塩のシンプルなうま味、そしてパンチのきいたゼロ。それぞれ違う風味が楽しめますよ」とアドバイス。昼飲みにも対応しているので、ワインと味わってみるのもいいですね。
新型コロナ対策として客席数を減らし、テークアウトなども対応していいます。「赤身ステーキ焼肉弁当」(1,620円)などボリュームたっぷりの弁当も人気です。
同店にはもう一つコンセプトがあり「子連れでも気兼ねなく楽しめる店に」。1階のカウンター5席、ベンチシートタイプのテーブル席12席のほか、2階に6畳半の個室が用意されているので、家族で外食を楽しみたい、ママ友と気楽に集まりたい、子どものお祝い会などに利用できます。現在、野田さんは4人の子の子育て中でもあり、「親御さんの気苦労が分かる」と話します。子連れの方はぜひ予約やメニューなどの相談をしてみてください。
4月1日(木)から「福岡PARCO」(福岡市中央区)の地下1階にポップアップショップとして「赤身とイチボ ノダニク」がオープン。60~65℃という低温調理されたジューシーで柔らかな肉メニューの数々が天神でも楽しめるので、ぜひそちらも訪れてみては。
[DATA] ・座席…テーブル12席、カウンター5席 ・個室…あり ・平均予算…3,500円 ・駐車場…なし
肉バル ノダニク
住所:福岡市東区筥松2-19-18 電話:092-611-2525 営業:11:30~14:00、18:00~23:00(日曜~22:00) ※時短営業中は21:00まで 不定休 Facebook:https://www.facebook.com/ikumen80