あけまして サニとチョビです 「サ日記」 アンチョビさんも再登場

 あけましておめでとうございます。福岡在住、飼い猫のサニです。”ニャーオニャオニャオ”と語呂合わせした2022年も終わり、2023年に突入しました。令和になってもう5年目。月日が経つのは早いものじゃ。おれももう14歳くらいになるらしい。人間でいえば、もう定年退職の年齢か。でも、おれはまだまだ元気だ。家入りしてようやく1年が過ぎた弟子のチョビにはまだまだ教えるべきことが多いから、ぼやっとしてられんぞ。

 今年はこげな↑年賀状を出しました。年末にご希望をいただいた読者さんにはみんな間違いなく届きましたかニャ。万一「希望したのに、もらっとらん」という方がいらしたら、メールでお知らせ下さい。→jun.kanekozuki@gmail.com

おれとチョビ以外に4匹の常連外猫の写真を入れたが、他にも色々いて、だいたい10匹くらいが入れ代わり立ち代わり遊びに来る。

 模様がチョビに似ているので、飼い主どもが勝手に「チョビパパ」と呼んでいるこいつは、昨年末から現れるようになったので、年賀状の写真には間に合ってない。不敵な面構えをしているが、案外気弱で、うしなどでかいやつらに脅されるとスゴスゴと立ち去っていく。

 そうそう、前回昨年最後のサ日記で紹介した佐賀県の猫、アンチョビさんはチョビ以上にこの”パパ”に似ている気がする。今回アンチョビさんの未掲載の写真を一気に公開してみる。

 アンチョビさん、通称”チョビさん”はなかなか愛嬌のある愉快な顔の猫さんですな。隣県の佐賀にお住まいだから、チョビ一家の遠い親戚かもしれん。愛着がわく。

 こちらは元に戻ってチョビパパだ。なんか物欲しそうな顔してる。

 おれたちが外を観察していると、色々な光景が見えるぞ。

 チョビパパとチョビママということになっておるが、きょうだいかもしれん。ひょっとすると、チョビも加えて三きょうだいなのかも。

 ”BIG・BOSS”ことくまがやって来て、チョビパパを威嚇している。チョビパパもでかいが、くまはさらに一回りか二回りでかい。チョビパパは恐れ入った表情だ。

 目を合わせないよう、向こうを向いてしまったチョビパパ。情けないのか賢いのか。

 今度はうしがやってきた。水を飲み終えて余裕の表情だ。くまとうし、どっちもどっちの大きさだ。こいつらは、ケンカしたらおおごとになるとわかっているのか、あえて対決は避けているようだ。去年5メートルくらい間隔を空けてにらみ合っているのを見た。

 1年ちょっと前まで野良だったチョビも寒くなってからは、脱走するチャンスも減ってずっと家におる。ようやく家猫であることの有難みに気がついてきたのかもしれない。

 チョビより猫生(にゃんせい)経験の長いおれは、脱出方法もよく知っているので、いまだにちょいちょい外出するが、以前のようにケンカしたり無茶はしない。お外の草花を愛でたりして風流を味わったらすぐに帰って来る。分別のある猫になった。

 福岡はこの正月まあまああったかいが、すごく寒い地域の読者さんもいる。まだ冬は長いからお気をつけて過ごしニャされ。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

福岡市南区在住。サバトラ柄。熟年オス猫。雑種だが、アメショーの血が入っていると思っている。
ふてぶてしさが身上の甘え上手。
推定5歳か6歳の頃、今の飼い主宅に上がり込み飼い猫に。それ以前は不明だが、数百メートル離れた公園にいたとの不確かな情報。おととしの暮れ、孫娘のようなキジ白猫チョビが弟子入り。
世の中の動きに敏感なものの、とくに行動はしない。

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