2021年がスタートして「今年は家計簿をしっかりつけよう!」と考えている人も多いのでは。紙の家計簿に記入するのも良いですが、いつでもどこでも記入できる気軽さはスマホアプリの方が勝ります。 「無料で使える家計簿アプリについて知りたい!」、「たくさんのアプリの中で、自分に合ったものを知りたい!」という方のために、この記事では無料家計簿アプリを実際に使用して徹底比較。きっとあなたにぴったりのアプリが見つかりますよ!
無料の家計簿アプリでできること
無料家計簿アプリでできることは主に、毎月の収入管理、毎月の支出管理、資産の管理の3つです。継続的にアプリにお金の動きを入力していくことで、無駄使いしている支出に気づいたり、資産運用の推移を把握したりすることができます。無料アプリの機能はシンプルな場合が多いですが、家計の収入や支出を大まかに管理したいという場合は大いに役立ちます。
家計簿アプリにおける有料アプリと無料アプリの違い
家計簿アプリには有料のものと無料のものがあります。有料アプリは価格や備わっている機能は様々。でも、初めて家計簿アプリを使う場合は、まずは無料アプリから使い始めることをおすすめします。なぜなら、シンプルで使いやすいものが多いからです。まずは無料アプリを使ってみて、物足りなくなれば有料アプリをダウンロードすることがおすすめします。さらに無料アプリに課金をすることで、使える機能が増える場合もあります。 では実際に具体的なアプリの特徴を見ていきましょう。
シンプルを求める人には「DAILY PAY」がおすすめ!
シンプルでスタイリッシュなデザイン
アプリを立ち上げたら、まずは毎月(もしくは毎週)の予算を設定することからスタート。その後に支出を入力していくと「全ての予算の中で使用した割合」、「予算の中で、残りの予算額」、「1日平均使用可能な金額」などが一目で分かるようになります。
有料版との違い
730円の課金を行うと広告を排除することができます。
デザイン重視な人には「Caho家計簿」がおすすめ!
Cahoのイラストがたくさん!
優しいタッチが人気のイラストレーター、Cahoのイラストを40種類以上楽しむことができます。アイコンの着せ替えをしたり、背景画像をランダムに表示したりと、Cahoのイラストが好きな人はもちろん、楽しく家計簿をつけたい人にもぴったりのアプリです。
有料版との違い
250円の課金を一度行うと広告を非表示にすることができます。また毎月280円課金をすればアップグレードが可能です。
アップグレード情報
version1.8が、2020年12月18日(金)にリリースされました。 ・ 収支編集画面で収入・支出を切り替えられるように ・ パスコードロックは生体認証で解除できるように ・ 予算機能を追加
紙の家計簿に慣れている人には「かけ~ぼ」がおすすめ!
まるでノートに書いているような感覚
入力する時に項目やメモを手動で入力するので、自由度が高いアプリです。食費や交際費などの細かい仕分けはもちろん、独自の項目で管理したいお金がある人におすすめです。スクロールする時も紙をめくるようなデザインになっています。
有料版との違い
かけ~ぼは有料版はありません。
アップグレード情報
バージョン 1.32.0を2020年12月にリリース。 ・検索機能を強化し、全角・半角、ひらがな・カタカナを区別せずに検索できるように ・予算の設定で、複数帳簿・全帳簿共通の費目設定のとき、前月予算をコピーできない事象を改善
大家族なら「毎日家計簿」がおすすめ!
シンプルなのに多機能
シンプルな画面構成ですが、レポートの種類は豊富で、「対象者別支出」、「アカウント別支出」、「カテゴリ別支出」の3つに分けて分析ができるようになっています。対象者別では、子ども別に服飾費をいくら使ったかなども出せるので、大家族の家計管理に向いていそうです。個人事業主向けの経費帳を作成することもできます。
有料版との違い
250円の課金で広告排除を行うことができます。
無駄遣いをやめたい人には「こつこつ家計簿」がおすすめ!
まずは予算を設定
こつこつ家計簿の特徴は、まず目標予算を設定してそこから減点していく方式だということ。支出が目標を超えていないか一目で分かるので、無駄遣いをやめたい人におすすめです。アプリを開いた時のトップがカレンダーなので、一週間分をまとめて入力したい人にも便利です。
有料版との違い
120円課金で広告排除が可能になり、さらに120円で電卓機能が使えます。さらに120円課金すればカラー変更が可能です。
正確さを求める人には「Dr.wallet」がおすすめ!
オペレーターがレシートを入力
Dr.walletは撮影したレシートの画像を見て、オペレーターが入力してくれるという点が他のアプリと異なります。入力時間は1時間~半日と幅がありますが、手間なく正確に入力したい人にはぴったりのアプリです。クレジットカードや銀行と連携させて自動入力機能を使うこともできます。
有料版との違い
毎月600円の課金で月額プレミアムが利用できます。 ・広告が非表示 ・商品名。単価のデータ化 ・毎月の無料レシート枚数120枚 ・CSVエクスポート という内容です。 さらに250円の課金でレシート撮影できる枚数が10枚追加、1,220円で50枚追加、2,440円で100枚追加という仕組みになっています。
三日坊主な人には「LINE家計簿」がおすすめ!
LINEのトーク画面から入力できる
家計簿アプリを開くことすら面倒くさいという人には、LINE家計簿がおすすめです。LINEのトーク画面から収入や支出を入力することができるので、通勤電車の中などスキマ時間を使って入力することができます。 トーク画面と別にLINE家計簿アプリをダウンロードすることで、より詳しい収支分析を行うことができます。
有料版との違い
LINE家計簿は有料版はありません。
家計の見直しをしたい人には「マネーフォワードME」がおすすめ!
家計簿の自動作成が可能
マネーフォワードMEが連携している対応金融関連サービスは2,635(公式サイトより。2020年12月現在)。銀行、カード、電子マネー、ポイントカード、証券、など幅広い分野に及びます。つまり、よく使うクレジットカードや電子マネー、ポイントカードを登録すれば自動でマネーフォワードMEに反映されるので、もはや入力不要です。 アプリ上では「お金の相談」、「電気代の見直し」、などのサービスもあるので上手に活用すれば、家計の改善につながりそうです。
有料版との違い
毎月500円の課金で月額プレミアムが利用できます。 ・口座の一括更新 ・口座の更新頻度アップ ・口座連携数が無制限(無料版は10件まで) ・資産や負債のグラフ利用可能 ・1年以上前のデータ閲覧
無駄遣いを防止したい人には「家計簿Zaimu」がおすすめ!
予算比が瞬時に明確に分かる
分析機能が分かりやすいので、何にいくら使ったのか、予算まであといくら使えるのか一目で分かります。Zaimも多数の金融関連サービスと連携しているので、自動更新が可能です。さらに一部ショッピングサイトとも連携しているため、ついつい無駄遣いしてしまうという人も支出管理が簡単ですよ。 自分に合った給付金の情報を教えてくれる機能もあります。
有料版との違い
毎月480円、もしくは1年4,800円の課金で月額プレミアムが利用できます。 ・広告の非表示 ・銀行、カード連携を任意のタイミングで更新できる ・残高推移のグラフ化が可能(半年〜) ・複数履歴や品目のカテゴリ一括編集 ・複数アカウントの切替 ・世帯情報による給付金の抽出 ・医療費控除やローンシミュレーションなど ・カテゴリやテーマカラーのカスタマイズ
経費精算をする人には「Moneytree」がおすすめ!
経費の管理もできる
他のアプリでは、法人の経費管理をするためには課金したり、専用の別アプリをダウンロードしたりする必要があります。その点Moneytreeは入力時に「個人」か「経費」かをボタン1つで選択することができます。ファイルを添付するには課金をする必要がありますが、無料の範囲内でも十分に活用することができそうです。
有料版との違い
毎月360円、もしくは1年間3,600円の課金で「Moneytree Grow」が利用可能です。 ・データのバックグラウンド更新 ・カテゴリ別予算設定 ・月次レポート作成 ・CSV等でのデータ出力 その他にも、「Moneytree Work」はフリーランスやビジネスマン向けに毎月500円、「Moneytree Corporate」は事業主向けに毎月1,400円というプランもあります。
私が最もおすすめの無料の家計簿アプリは「LINE家計簿」
無料で利用できる家計簿アプリには様々なものがあることが分かりました。その中で、私が個人的におすすめするのは、「LINE家計簿」です! 色々使った中で、LINE家計簿が一番入力忘れがなかった点が、ズボラな私にぴったりでした。LINEPayと連携できる点も、便利で良かったです。 初めて家計簿アプリを使うという人にはぴったりだと感じました。一方、金融機関との連携機能や、分析については物足りなさを感じる人もいるかもしれないと感じました。 使いやすい家計簿はひとそれぞれ。あなたにとってピッタリの家計簿アプリを見つけて、2021年を賢く家計管理をして過ごしましょう!