【体験会レポート】耳をふさがず周りと〝つながる〟イヤホン!?NTTソノリティの最新技術が活用された「nwm MBE001」を装着してみた。

 NTTソノリティが新たに開発したワイヤレスのイヤースピーカー(イヤホン)「nwm(ヌーム) MBE001」は、NTTが培った技術を活用し、耳をふさがないオープンイヤー型でありながら周囲への音漏れも最小限に抑えているとのこと。リモート会議やおうち時間の充実にはかかせないイヤースピーカーですが、一体どんな製品なのでしょうか。今回は、西日本新聞社の新しいクラウドファンディング事業「西日本新聞WE START」に掲載されている本製品の性能を確かめるべく、福岡市内であった体験会におじゃましました。

目次

リモート会議、カジュアルなスポーツ…多彩なシーンで活躍

手の平サイズの「nwm MBE001」。掛けているのを忘れるほど軽いつけ心地

 NTTグループ初のコンシューマー音響ブランド「nwm」は、耳元だけに音を閉じ込める世界初の「パーソナライズドサウンドゾーン(PSZ)」技術を使い、周りの人からの呼びかけやアナウンスにも気づける点が特徴。コロナ禍以降、リモートワークやオンライン授業の普及によって、急速に生活の一部になったオンライン環境での今後の活用が見込まれます。

 日常生活のあらゆる場面で音楽や動画、チャットなどのデジタルコンテンツを介したコミュニケーションが浸透する一方、イヤホンでの〝ながらスマホ〟のように、「没入」しすぎると周囲の状況に意識が向きにくい問題も…。nwm MBE001は〝音楽を楽しみながら、会話もできる〟。そのシームレスな環境をつくれる点が特長なのだそう。ビジネスシーンだけでなく、家事・育児や軽めのスポーツといった幅広い分野で楽しむことができます。

nwm MBE001を付けたまま会話をする女性。周囲から見てもあまり目立たない

なんで音漏れしないの?

nwm独自の音響や使用感を確かめる体験会
上部に付けるので、耳の穴をふさいでいないのが分かる

 筆者も早速つけて体験してみました。耳に付けた感覚は驚くほど軽い!耳の穴をふさがないので、従来のイヤホンと比較しても窮屈な感覚が無く、周囲の話し声も普通に聞こえてきます。音楽がまるで上から降ってくるように聞こえる、初めての感覚です。周りの人が付けてみても、確かに音漏れはほとんど感じない。一体なぜ…?

 NTTソノリティの坂井俊哉・事業本部長にお話をお伺いしました。

「ある音波に対して逆相の音波を当てることで、音波同士が打ち消し合い、音を聞こえなくする、という技術を活用しています(下図参照)。NTTは電話の会社として長年、音をコントロールする研究を続けてきました。その叡智や技術力をtoCに向けて直接お伝えできる性能の高さに目を向けていただきたいです。」

出典:NTTソノリティ株式会社

 周囲の雑音を排除して「いかに没入感を高めるか」という既存の音響デバイスとは一線を画す、『リアルな環境×音楽(音声)』という発想が斬新!これなら、耳をふさがないので長時間の装着によるストレスもなさそうです。話題の「骨伝導」イヤホンには少しためらわれる方でも、これなら手に取りやすいのでは?と感じました。個人的には、スポーツジムで使う際に耳の中が汗で不快な感じになることもなく、清潔感を保ったまま使用できるのも評価ポイントかも。

体験した他の参加者の声を集めてみました。

「会社で(普通の)イヤホンを使っている同僚を見ると、話しかけてはいけない雰囲気を感じる。nwm MBE001ならセミナーや別の作業をしているときでも、お互いに気兼ねなく話ができそう」(30代女性)

「以前、外でイヤホンを使っていて車が近づいてくるのに気づかなかった事がある。nwm MBE001だと、周囲の音も聞こえるから安心だ」(30代男性)

最新イヤースピーカーが気になる方は「西日本新聞WE START」へ!

スタイリッシュなデザインが体験会でも好評だった

 いかがでしたか?本製品の更に詳しい情報は、西日本新聞社が手掛けるクラウドファンディングサイト「西日本新聞WE START」で詳しくお伝えしています。本クラウドファンディングは2月6日まで、支援総額は既に2,000万円を超えており、(1月20日現在)、関心の高さが窺えますね。

 残りの期間は11日となっておりますので、ぜひ、以下リンク先から最新情報をチェックしてみて下さい!

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

「LINK START」という名称で運営していた新聞社のクラウドファンディングサイトは、名称を含めてブランディングを刷新、『西日本新聞 WE START』として生まれ変わりました。クラウドファンディングの最新情報や、商品の紹介など様々な情報をお知らせしていきます。

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