大分県別府市の観海寺温泉にある「別府温泉 杉乃井ホテル」に1月26日、フラッグシップ新棟「宙館(そらかん)」がオープン! 編集部が参加した内覧会の様子をリポートします。最上13階にある展望露天風呂「宙湯(そらゆ)」をはじめ、至福のひとときを過ごせる空間が広がっていました!
壮観! 海抜約250mの展望露天風呂「宙湯」
“フラッグシップ棟”として開業した「宙館」の注目ポイントは海抜約250mから別府の街並みや別府湾、鶴見岳を望むことができる最上13階の展望露天風呂「宙湯(そらゆ)」です。季節や時間帯、天候によって変わる絶景をリラックスしながら体感できます。
「宙湯」に入ってみました。内湯は仕切りがついた洗い場やサウナを完備。内湯の大きな窓から別府の景色が見渡せます。外湯の展望露天風呂からの眺望はさらに格別です。
入浴時の空模様は雪交じりの雨にもかかわらず、吹き付ける夜風も雨雪も不思議と心地よく感じてしまう爽快な体験でした。すかさず翌朝の時間帯にも足を運ぶことに。雲間から顔を出した日光に照らされた神々しい湯けむりの光景が忘れられません。
和の素材使用、別府の自然を表現した客室
客室は竹などの和の素材を取り入れ、別府の自然を表現した「青海」「森林」「夕凪」のテーマカラーでデザイン。開放感のある大きな窓も特徴です。スイート、ジュニアスイート、デラックス、スタンダード、カジュアルのタイプに分かれた客室は全部で336室。
館内施設の混雑状況や事前精算機能などが付いたタブレットが全客室に設置されていて“ストレスフリー”な滞在を後押しします。
ライブキッチンの料理をテラス席で!
テラス席のあるビュッフェレストラン「TERRACE & DINING SORA(テラス ダイニング ソラ)」は落ち着いた雰囲気。
地元・大分の食材を使い、ライブキッチンから提供されるできたての和・洋・中の料理、スイーツなどが目移りするほど豊富です。夕景、夜景などを眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
夕食メニューで印象に残ったのは、厚みがあってぜいたくな「仔羊のロースト」、“ふわトロ”な食感の「うなぎ」、大分名産の新鮮なシイタケの天ぷらです。すしや北京ダックなどのメニューもそろっていました。
スイーツコーナーでは「モンブラン」が大人気。注文を受けてから目の前で絞りたての一品が完成する様子を多くの人が撮影していました。
朝食の“映え”メニューは「エッグベネディクト」です。仕上げのオランデーズソースをかけてもらう瞬間にわくわく感が高まりました。鉄板で焼かれ、ホットケーキのような見た目で優しい味わいの「ふわふわオムレツ」もおすすめです。
多彩な種類のパンやサラダ、スムージーがあって選ぶ楽しみがあります。ライチなどのフルーツと一緒に並んでいた「フルーツサンド」も美味でした!
エントランスからつながるロビーの壁面を彩るのは、世界で活躍する左官職人・久住有生氏のアート作品。一面ガラス張りのロビーからの眺望も見逃せません。
シイタケ、カボス、アサギマダラのモニュメントが愛らしい憩いの庭園「ソラニワ」にも注目。「SUGINOI」の文字モニュメントはフォトスポットになりそうです。
「ワンランク上の特別な体験を提供」
内覧会の後に開催されたレセプションで、杉乃井ホテル&リゾート代表取締役の似内(にたない)隆晃氏は「温泉、客室など宙館だけの施設を通じてワンランク上の特別な体験を提供したいです」とあいさつ。
杉乃井ホテル総支配人の鞍馬達也氏は「2025年の『星館』開業による大規模リニューアルの完了、新生・杉乃井ホテルのグランドオープンに向けて、『君としあわせ。』というコンセプトを設けました。ご利用するすべての皆さまにとって、いつ来ても何度来ても思い出が積み重なる場所となってほしいです」と述べました。
さらに、大分を拠点に活動する和太鼓演奏グループ「DRAM TAO」がパフォーマンスを披露し、式典に華を添えました。
杉乃井ホテル予約課の多田真理さんは「新しい“杉乃井”を味わっていただき、新たなファンが増えたら…とわくわくしています。立地のよさを生かした『宙湯』からの絶景を楽しんでください!」と話しました。
リニューアルの集大成となる2025年に向けて“杉乃井”は進化し続けています!
宿泊プランなどの詳細はホームページで確認を。
杉乃井ホテル 予約センター TEL 0977-78-8888(9:00〜19:00)