福岡空港など福岡県内で8店舗を展開して大人気の天然酵母クロワッサン専門店「三日月屋」。福岡市内でお目にかかる三日月屋のクロワッサンは全て「三日月屋 東比恵店」(福岡市博多区)のキッチンで焼かれています。
材料と手作業にこだわった大人気のクロワッサン
天然酵母を使用して北海道産の上質なバターを織り込んで焼き上げる同店のクロワッサンは、基本の「プレーン」(220円税込み)でも、ほんのりとした甘さを感じるのが特徴。生地は低温で24時間発酵させています。
「バター不足の時に外国産のバターを使用したことがありましたが、風味が変わってしまったので、その後は必ず北海道産のバターを使っています。小豆も北海道十勝産を使い、餡(あん)職人が毎日厳しい目を光らせて仕込んでいるんですよ」と店長の吉弘健さんは話します。 さらに、成形や包装も手作業なので手間がかかります。「それでも一番多い時は、当キッチンで1日に8,000~1万個焼いていたほど、多くの方に支持されているのはうれしいですね」。
高級感ある和紙の袋に包まれた同店のクロワッサンは、今のテークアウトが好まれる時代にもマッチしているからか、来店客が途絶えない人気ぶり。12種類の定番フレーバーと季節限定フレーバーの全13種類のクロワッサンだけでなく、「クロワッサンサンド」「カツサンド」「カレー」などもテークアウトできます。
注文を受けてから揚げるカツのジューシーさと、このためだけに焼いている特製の食パンのおいしさが特別感たっぷりのカツサンドは注目したいメニュー。アツアツ揚げたてを頬張りたい人は、ぜひ。
同じく注文を受けてから作る「クロワッサンサンド」は、ボリューム感と具材の豪華さで大人気。「サーモン&アボカド&クリームチーズ」(550円)は、特製タルタルソースがかかった厚切りのサーモンが食べ応えあり!
「たまごサラダ」(420円)は、マヨネーズであえた卵がぎっしり詰まってずっしり重く、お腹いっぱいに。店でサンドしてもらい1時間以上たって自宅で食べても、クロワッサンのサクッとした感覚と香ばしさは失われていませんでした。
2月からは季節限定フレーバー「いちご」(295円)も登場しますが、もうすぐバレンタインという時季におすすめしたいのは、プレーン生地の中に甘さ控えめのチョコが入った「チョコ」(246円)と、粉糖がかかったココア生地のクロワッサンの中にホワイトチョコが入った「ココア」(267円)。
コーヒーもテークアウト(350円)できるので、ぜひコーヒーのビターな風味とクロワッサンの香ばしさ、チョコの濃厚な甘さを楽しむブレイクタイムはいかが。オンラインショップで買うこともできます。
三日月屋 東比恵店
住所:福岡市博多区東比恵3-21-30 電話:092-434-9683 営業:10:00~19:00 無休