「この歌は、福岡人なら絶対知ってる!」という歌、ありますよね~。
■福岡人なら誰でも歌える“いざゆけ若鷹軍団” ♪玄界灘の~潮風に~♪ 今や福岡人なら誰でも歌える我が福岡ソフトバンクホークスの応援歌「いざゆけ若鷹軍団」。老若男女問わず、幼稚園児から老人ホームで暮らす年配者まで、この応援歌の歌詞とメロディを知らない人はいないでしょう。 筆者の感覚的に、おそらく福岡人の半分くらいは3番まで歌詞を見ずに歌えるのではないかというくらい定着しています。 1989年の福岡移転以降、市内あちこちにあったダイエー系列のお店ではひっきりなしに流れていたため、いやでも頭に残っているという方も多いかもしれませんね。 ■福岡移転時と比べると隔世の感 しかし、福岡移転以降ず~っとホークスファンである筆者から見ても、ここまで「誰もが歌える」応援歌になるとは想像をはるかに超えた事態です。 確かに移転後はダイエー各店舗で流れていたとはいえ、ホークスを熱く応援していた人は少数派でした。街中で耳にする機会は限られており、ほぼ平和台球場でしか聞くことができなかったと思います。 1993年、福岡ドームができた頃から徐々に耳にする機会が増えたとは思いますが、それでも一部のファンしか歌えなかったんじゃないでしょうか。 記憶が定かではないですが、1999年の移転後初優勝の時ですら、天神あたりで耳にするのは優勝セールの時くらいだったと思います。 ■市営地下鉄でも三越でも大丸でも! それが今や街中いたるところで耳にします。 筆者は3年前にUターンで福岡に戻ってきたのですが、鷹の祭典時や優勝セール時の盛り上がりに驚愕しましたよ。 テレビをつけても天神に行っても応援歌が延々と流れていること、地元資本ではない三越や大丸、若者向けのパルコ、天神地下街、新天町、とにかくありとあらゆる場所で応援歌が流れ、店員だけでなくライオンもユニフォーム着用で盛り上がっている様は、福岡の熱さを象徴していますよね。 これだけ一体となって盛り上がる街は全国的に見ても珍しいでしょう。地元民としてはこの熱さを「誇り」に思います。 ちなみに、野球好きの方はもちろんのこと、それほど野球が好きでない人でも、街中でいざゆけ若鷹軍団を聞くと、「あ、なんか(バーゲンっぽいこと)やってる!」とテンションが上がるそうです!