大正12(1923)年、国内初の公立女子専門学校として開校した福岡女子大学。昨年度までに全面改築が終了し、内・外とも近代的なデザインに生まれ変わりましたが、新しいのは施設だけではありません。
「自ら学ぶ」心を養う工夫 本学は、『次代の女性リーダーを育成』することを建学の精神に掲げています。ただのリーダーではなく、志や心構え、感性を備えた「トップリーダー」です。 その実現に向け、内閣府と福岡県の共同事業である「トップリーダー育成研修」に参画しているほか、学内でも『プライド×ユニーク』を合い言葉に、本学でしかやっていない様々な取り組みを推進中です。 その1つが全寮制。留学生が4年間を過ごす寮で日本人新入生が1年間の共同生活を行い、毎朝1時間、月曜日は 24 時間英語だけで過ごします。 学術交流協定校との交流も積極的で、卒業までに約 70%が短期留学を含む外国生活を体験。留学できない学生も、国内留学体験「イングリッシュ・ビレッジ」を通じて国際的多様性を学べます。 2011年度より文理統合型教育を実施しているほか、今年度からは、全学で一斉に4学期制を採用。1週間以内に同じ科目を複数回受講することで理解度が深まるほか、留学や国内外のインターシップなどに参加しやすくしています。 大学の運営・経営委員会に、学生も参加できること、精神文化醸成を目指す美術館を学内に併設していること、同じく精神性や創造性を身につけるため、2018年9月より「感性」の講義をスタートさせることなども、本学だけの取り組みと言えるでしょう。 2023年の創立100周年に向け、「女性リーダーシップセンター(仮称)」と「国際フードスタディセンター(仮称)」を新設するほか、自前の女子大オーケストラも作る計画です。
福岡女子大学 〒813-8529 福岡県福岡市東区香住ヶ丘1-1-1 ☎092-661-2411