【N˚21】ミラノ発ブランド九州初上陸！福岡大名ガーデンシティ店オープン

2023年4月18日

　イタリア・ミラノ発のファッションブランド「N˚21（ヌメロヴェントゥーノ）」が4月1日、「福岡大名ガーデンシティ」（福岡市中央区）1階にオープンしました。同店は九州初上陸。オープンに先立ち、ゲストを招いたオープニングレセプションが催されました。

エッジの効いたミニマルなスタイル

　オープニングレセプションにDJとして登場したのは、奈良裕也さん、マドモアゼル・ユリアさん！　モデルの浦浜アリサさんをはじめとしたスペシャルなゲストも招かれ、オープンに花を添えました。

　N˚21福岡大名ガーデンシティ店の内装は、表参道に構えるフラグシップストアとギンザシックスの店舗のコンセプトが踏襲されています。N˚21のクリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・デラクア氏が自らアートディレクションを担い、建築家のハネス・ペール氏が店舗をデザイン。

　“コントラスト”をコンセプトに、過去と現代、光と陰、ミラーとコンクリート、マットな質感と光沢感、などの相反する要素を掛け合わせ、N˚21のクリエーティブな世界観が表現されています。

　店内のインテリアは質素ながらも品のある素材使いが特徴的です。稀少な大理石を敷き詰めたモノクロームの床、ポリカーボネイトを使用した天井などはポストモダン建築を感じさせます。
　
　コレクションを陳列する什器（じゅうき）や家具はハネス・ペール氏がこのショップのためにデザイン。シンプルな構成、落ち着いたカラーパレット、統一感のあるマテリアル、シンプルなライティングの要素は、N˚21らしいエッジの効いたミニマルなスタイルとリンクします。

レディース、メンズのウエア、バッグ、シューズをフルラインアップ

　同店では、N˚21のレディースとメンズのウエアとバッグ、シューズのコレクションをフルラインアップ。ブランドの世界観を体感しながら、ゆっくりと買い物を楽しむことができます。

　プレスマネジャーの小室衣梨佳さんは「レースなどを使って、エレガントなものとスポーティーなものをミックスさせたり、ドレッシーなプリーツにカジュアルなニット素材を合わせたりするのが得意なブランドです。その点でファンになられる方が多いと思います」。

　「ブランド名『N˚21』の『21』はデザイナーであるアレッサンドロ・デラクアのラッキーナンバー。彼の誕生日12月21日の『21』から来ているんですよ」（小室さん）

N˚21（ヌメロヴェントゥーノ）

　アレッサンドロ・デラクア（Alessandro Dell’acqua）が手掛けるイタリア・ミラノ発のファッションブランド。2010―11年秋冬シーズンのミラノ・ファッション・ウィークでデビューコレクションを披露。ウィメンズとメンズウエア、シューズ、アクセサリーを扱い、世界450超の店舗で展開。14年、東京の表参道に初の旗艦店をオープンし、現在はミラノ、香港、杭州、武漢に店舗を構える。