福岡市・天神の博多大丸の地下食品売り場に、熱々のおでんを味わえるコーナーが期間限定で登場し、人気を集めている。
ダイコンやこんにゃくなどの“定番”にとどまらず、食品売り場で扱うさまざまな食材を生かし「百貨店ならではのおでんが出来上がった」とアピールする。26日まで。
おでん販売は催事を除けば同店初の試み。東館地下2階のイベントスペースに、屋台風の店構えで出店した。コマツナやチンゲンサイ、シュンギクなど、おでんとはなじみが薄そうな具材も用意。現在は約100~400円の約30種だが、今後は「山鮑(やまあわび)」の異名を持つブランドシイタケなど1,000円台の高級食材も追加し、約50種まで増やす予定という。酒類は販売していない。 「おでん=コンビニ」のイメージが定着する中、広報担当者は「食品売り場の力を結集した。博多大丸でしか味わえないおでんを楽しんで」と話す。