田川市の初夏の風物詩、風治八幡宮川渡り神幸祭が18、19の両日、田川市伊田の彦山川一帯で開かれる。
16世紀に始まったとされ、県五大祭りの一つに数えられる。神輿(みこし)2基と、色鮮やかな飾りを施した11基の幟山笠(のぼりやま)が勇ましく川を渡る。
18日は、風治八幡宮を出発した神輿が、川の向こうのお旅所に向かう「お下り」。午後1時に八幡宮で祭典があり、獅子楽の奉納後、お供の幟山笠を従えて神輿が出発する。同3時半に川渡りが始まり、山笠を前後に激しく傾ける「がぶり」を披露する。 19日は八幡宮へ戻る「お上り」。午後0時半に神輿と山笠がお旅所を出て、同1時半から再び川を渡る。出発前には「みこしをかつぐ会」が結成45周年を記念し、もちまきを予定。 お旅所近くにはステージを設置。18日午後6時半からダンス大会、19日午前11時40分から炭坑節総踊りがある。 会場周辺は両日とも交通規制がある。主な駐車場は市役所、県立大、県土整備事務所、東田川ボウル跡地の4カ所。市役所と会場近くを結ぶ無料シャトルバスを15分間隔で運行する。市たがわ魅力向上課=0947(44)2000。