福岡市近郊で美しい夕日が見られるスポットとして、外国人観光客にも人気の糸島半島。そんな糸島の海岸で夕日やビールを楽しむバスツアー「いとしまSUNSET BEER BUS(サンセット ビール バス)」が7月5日(金)に始まります。毎週水・木・金曜の午後6時に福岡市・天神を出発する約4時間の弾丸ツアーで、8月末までの期間限定。モニターツアーがあるということで、天神の職場でいつもより早めに仕事を切り上げ、ぷらっと参加してきました。
午後5時45分、天神の日本銀行福岡支店前に集合すると、糸島の夕日やビールの写真をあしらったバスが止まっていました。この日の参加者は十数人。バスに乗り込むと間もなく「いとしまビール」が配られ、全員で乾杯! 和やかな雰囲気の中、出発しました。
「いとしまビール」は、糸島半島にある「杉能舎(すぎのや)」(浜地酒造、福岡市西区元岡)が、糸島市産の小麦や大麦を使って造ったもの。この日飲んだビール「WEIZEN(ヴァイツェン)」はフルーティーで濃厚な味でした。
ほろ酔い気分で福岡都市高速道路の上から博多湾を眺めると、空が赤く染まり始めていました。糸島の夕日に期待が膨らみます。
このツアーは、糸島市の旅行会社「オフィスパル」が主催。天神周辺で働く人たちや、福岡市に宿泊する外国人観光客などの利用を見込んでいるといいます。 多言語同時翻訳チャットサービス「Kotozna chat(コトツナ チャット)」を使っているのもツアーの特徴。スマートフォンでツアーの様子を撮影して投稿すると、主催者からその日最もきれいな写真を撮った人に賞品が贈られるのだとか。参加した人たちは車内から博多湾や可也山などの写真を撮り、コメントを添えて写真を投稿していました。 コトツナは104の言語に対応し、外国語で書かれた投稿も、瞬時に日本語(希望する言語)に翻訳されます。言葉が通じない参加者同士でコミュニケーションをとるときも役に立ちそうです。
天神を出発して50分。糸島市志摩桜井の海岸に到着しました。海の上に広がる薄い雲が夕日で赤く染まっていきます。まさに「マジックアワー」と言われる、写真映えする時間帯。休日は多くの人でにぎわう海岸も、平日だからか人が少なく静かな印象です。
しばらく写真を撮ったら、お待ちかねの夕食です。この日の店は「Bistro&Cafe TIME(ビストロ アンド カフェ タイム)」。テラス席があり、抜群のロケーションです。 店内には、このツアーのために用意された特別メニューが並びます。
ローストポーク、キッシュ、カナッペ、フィッシュ&チップス…。
ビールやワインはセルフサービスです。
この日2度目の乾杯! きれいな夕日と心地良い海風、おいしいビールで、食事も会話も進みました。
辺りはすっかり暗くなり、コトツナにすてきな写真を投稿をした人を表彰して糸島を後にしました。 天神に戻ったのは午後10時過ぎ。平日の仕事帰りとは思えないほど、ゆったりとした時間を過ごすことができました。リフレッシュ感も格別です。 気になる人はこの夏、参加してみては?
いとしまSUNSET BEER BUS 実施期間:7月5日(金)から8月31日(土)までの水・木・金曜 福岡市・天神を18:00発。所要時間は約4時間 集合・解散場所:日本銀行福岡支店東側(福岡市中央区天神4-2-1) ※帰りはJR筑前前原駅での降車も可能 ※14人以上の団体で申し込む場合は、専用バスが用意され、JR博多駅前などでの発着も可 飲食会場: ①水曜と金曜 パームビーチ・ザ・ガーデンズ(福岡市西区西浦) ②木曜 Bistro&Cafe TIME(糸島市志摩桜井)もしくはドゥワンチャン(糸島市二丈深江) 料金:1人税込み6,800円(バス、食事、ドリンク1杯の代金込み) ※1,000円追加で飲み放題 申し込み締切:2日前の15:00まで 最少催行人数:6人 予約専用番号:090-2397-5489 予約用メールアドレス:beerbus@officepal-travel.com ※メールには、代表者の氏名、人数、住所、連絡先、飲み放題の有無、希望日(第2希望まで)を記載 問い合わせ:オフィスパル 電話:092-332-8507