「九州国立博物館」(福岡県太宰府市)では、この夏、特別展「憧れの東洋陶磁」を開催します。“まぼろしの青磁”とも呼ばれる汝窯青磁(じょようせいじ)をはじめ、えりすぐりの名品はうっとりするほど魅力的です。現在4階文化交流展示室で開催中の「新収品展」は7月17日(月・祝)まで。お早めに。新しくやってきた仲間たちに出合えるチャンスです!
【特別展】「憧れの東洋陶磁-大阪市立東洋陶磁美術館の至宝」 <3F>
会期:7月11日(火)~9月3日(日)
会場:3階特別展示室
観覧料:一般1,700円、高大生1,300円、小中生900円
※会期中に展示替えがあります。
いつの時代においても、日本人が大切に受け継ぎ、慈しんできた東洋陶磁。本展では、世界的に評価の高い大阪市立東洋陶磁美術館の所蔵品を中心に、国宝3件、重要文化財19件を含む、全112件を展示します。
【見どころ①】国内に伝来したまぼろしの汝窯青磁
■青磁盤
■青磁水仙盆
【見どころ②】日本伝世の「油滴天目の双璧」
■国宝「油滴天目」
■重要文化財「油滴天目」
【見どころ③】室町将軍家の御殿の床飾りを再現!
■国宝「秋景冬景山水図」伝徽宗筆
【見どころ④】中国・韓国陶磁の歴史を名品で辿ります
■重要文化財「法花花鳥文壺」
■五彩牡丹文盤(「大明萬曆年製」銘)
■粉青鉄絵蓮池鳥魚文俵壺
※大阪市立東洋陶磁美術館所蔵品は、すべて六田知弘氏撮影
特別展のチケットは 美術展ナビチケットアプリ、ローソンチケット(Lコード83857)、チケットぴあ(セブン-イレブン)(Pコード994-198)で販売中!
「新収品展」 <4F>
九州国立博物館の新たな収蔵品をご紹介する「新収品展」。このたびは、令和4年度(2022)に購入、またはご寄贈いただいた収蔵品の一部を展示します。九博の新しい仲間たちは、分野・地域・時代もさまざま。その初舞台にぜひお立ち会いください。
会期:開催中~7月17日(月・祝)
会場:4階文化交流展示室 第3室
観覧料:一般700円、大学生350円、高校生以下、18歳未満および満70歳以上無料
■青磁博山炉
想像の山をかたどった香炉です。
■短刀 銘国光
刃文の美しさが魅力。新藤五国光の作です。
■重要文化財「鹿形埴輪」
猟犬に追われて振り返っています。
■竹図屏風
夏、秋、冬と季節が移っていきます。
※すべて九州国立博物館所蔵
九州国立博物館
住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2(太宰府天満宮横)
営業:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館:月曜(月曜が祝日・休日の場合は翌日)
電話:050-5542-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)/年中無休
提供:九州国立博物館