各地の自治体が“わがまち”を自慢するコーナー「ファンファンご当地広報課」。今回は佐賀県唐津市で開催中の展覧会を紹介します。
戦国時代のトイレって? 名護屋城の厠(かわや)と雪隠(せっちん)
人の生活に欠かせない「トイレ」。それなのに全国の遺跡の中で、トイレが発見される事例は少ないそうです。 唐津市の名護屋城博物館では企画展「トイレのナゾを追え!!―肥前名護屋の厠と雪隠」を9月1日(日)まで開催中です。
全国のトイレ関連の発掘資料とともに、同城跡周辺で発見された貴重なトイレの遺構を紹介。中でも陣屋跡で発見された「荘雪隠(かざりせっちん)」は、大変珍しい“観賞用のトイレ”として、全国でも最古の遺構です。観覧無料。
会期中の毎週土曜には「トイレの自由研究」と題し、学芸員による展示解説があります。子どもの夏休みの自由研究のテーマとしても面白そうです。
「トイレのナゾを追え!!―肥前名護屋の厠と雪隠」
日時:~9月1(日) 9:00~17:00 場所:佐賀県立名護屋城博物館(佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931-3) ◆会期中の毎週土曜の13:00~13:30、学芸員が展示解説(参加無料)。その他イベントの詳細はホームページで確認を。 料金:観覧無料 主催・問い合わせ:名護屋城博物館 電話:0955-82-4905 月曜休