福岡マラソン(11月10日)までおよそ100日に迫った4日、福岡市美術館(中央区)と周辺で記念イベントがあり、初心者でも手軽に効果的な練習ができる「スロージョギング」の講座が開かれた。
スロージョギングはウオーキングより楽で約2倍のエネルギーを消費できるとされる。講座は福岡マラソン参加者を中心に約120人が受講。登壇した福岡大スポーツ科学部の安方惇助教によると、無理のないペースのジョギング1分とウオーキング30秒を1セットとして1日30分、1週間で180分ほど継続すれば初心者も3カ月でフルマラソン完走が目指せるという。 その後、参加者は舞鶴公園でスロージョギングを実践。足の指の付け根で着地▽地面を強く蹴らない▽歩幅は小さく―などのコツを意識した。参加した西区の自営業柴戸純子さん(60)は福岡マラソン初挑戦で、「無理なく完走できる練習法を知って自信になった。取り入れて完走を目指したい」と話した。