私は子どもの頃から車酔いしやすい体質で、遺伝したのか3歳の娘も1歳を過ぎたあたりから、車酔いして吐いてしまうことがありました。3歳ともなれば、吐いてしまうと一大事。子どもはつらいですし、親も大変です。小さな頃は移動中も寝て過ごすことが多かったのですが、今では起きていることが多くなり、対策を本格的に考え始めました。わが家で行っている対策をご紹介します。
1. 前日に十分睡眠をとる 遠出や旅行の前日は準備に追われ、テンションが上がった子どもを寝かしつけるのが遅くなりがちなのですが、寝不足が原因で車酔いしたのかなと思うことがあってから、子どもの睡眠はしっかりと確保するようにしています。 2. 30分~1時間おきに外の空気を吸わせる 道中で寝ていても、起きて少ししたタイミングで吐くことがあり、意識して外で休憩する時間をつくるようにしています。外の空気を吸うことですっきりした気分になり、いったんそこでリセットされる感じがします。 3. 車内で食べられるちょっとしたお菓子を持っていく 移動中にお菓子をあげることは、だらだらと食べることになり、虫歯になりそうで極力あげたくなかったのですが、3歳になった頃からは、車内で食べられるちょっとしたお菓子を持っていくようにしています。お菓子タイムがあることで気分も紛れ、長時間のドライブも楽しくなりますし、口の中を動かすことによって車酔いを回避できている気がします。
4. 子どもが好きな音楽を流す 子どもが好きな音楽を流し、歌うことで気が紛れ、車酔いを回避できている気がします。あとは、黙って車に乗っているよりも、おしゃべりをたくさんするように心掛けています。 5. 3歳から飲める酔い止めを飲ませる 4つ目までは親が気に掛けてあげられることですが、親が一緒についていられない場合もあります。3歳で幼稚園に入園すると、園児のみで行くバス遠足というものがありました。そこまで長時間の移動ではないものの、何が起きるかわからない心配もありました。 酔い止めがあると安心だなと思い、探してみると3歳から飲める酔い止めがありました。遠足の前に遠出をする機会があったので、試しに飲んでみて、ちゃんと飲めることを確かめておきました。 結局、その時のバス遠足で酔い止めは使わなかったのですが、3歳から飲める酔い止めを常備できているのは、親の安心にもつながっています。
こうやって対策をしても、絶対に車酔いしないとは言い切れませんし、吐いてしまうこともあります。 わが家は吐いてしまったときの対策として、チャイルドシートの下にシートカバーを付けています。カバーを付ける前、子どもが吐いたときに業者へクリーニングに出したら、1万円ほどかかってしまったので…。それを思えばシートカバーは絶対に付けておいたほうがいいなと思いました。 私自身、大人になってからも車酔いする体質は治らず、長時間車に乗るときには不安もあります。ある程度の年齢になれば自分で対策は出来ますが、子どものうちは、親がしっかりと気にかけてあげることが大事だなと思っています。 (ファンファン福岡公式ライター)