【くばラボ】祝1周年!新企画の目玉「最強ふりかけ教室」を取材しました

 調味料の久原本家・ららぽーと福岡店(福岡市博多区)に併設のイベントスペース「くばラボ」が、開業1年を迎えました。月に10回ほどのイベント開催で、年間のべ800人以上が参加、2年目は新企画を予定しています。今回はイチオシ「我が家の最強ふりかけ教室」を取材しました。

かつお節削りに挑戦!=「くばラボ」で
目次

「くばラボ」とは

広々とした「くばラボ」。1年でのべ800人以上がイベントに来場しました

 イベントスペース「くばラボ」は2022年4月、久原本家ららぽーと福岡店の隣にオープンしました。「食の思い出をつくる場所」との位置づけです。親子で一緒に料理をしたり、子どもだけの卵焼き教室をしたり、1年でのべ800人以上が教室に参加しました。

 広々とした空間は、これぞ料理スタジオ!手元が映るモニター画面や木のテーブルが並び、お料理好きならだれでもワクワクするでしょう。

 店は同社の5ブランドすべてを展開、久原本家の売り場としては最大規模だそうです。すぐ外には名物「だしふりポテト」を売るキッチンカーもあります。河合亮彦・店長は「全国の久原ファンが訪れたくなる場所にしたい」と話します。

我が家の最強ふりかけ教室

子どもたちはかつお節削りに興味しんしんです=「くばラボ」で

 ファンファン福岡編集部が取材したのは、6月からスタートする「我が家の最強ふりかけ教室~自分だけのオリジナルふりかけをつくろう~」です。幼児から小学生が対象で、好みの具材を選んで混ぜて、世界で一つだけ!のふりかけをつくります。「新イベントのイチオシにしたい」と河合店長は意気込みます。

 集まった親子は6組です。まずはスタッフが材料の説明をします。用意されたのは下記と、かつお節です。

【洋風ふりかけ用】粉チーズ、パセリ、白ごま、野菜だし
【和風ふりかけ用】青のり、白ごま、茅乃舎だし
【干し野菜】カボチャ、ゴボウ、トウモロコシ、ニンジン、ホウレンソウ

 かつお節は削りたてを「ふりかけ」に混ぜるというぜいたくさです。削り方をスタッフが実演します。子どもたちはみんな真剣!うまく削れるでしょうか…。

かつお節削りを体験!どんな香りかな

かつお節、うまく削れました!=「くばラボ」で

 子どもたちは軍手を手にひとりずつ、かつお節を削りました。うまく削れたかな?どんな香りかな?削り箱を鼻に近づけます。「うわあ、いい香り」。五感で「うまみ」を感じます。

お好みの材料を混ぜたら…

ろうとを使ってふりかけを瓶に詰めます=「くばラボ」で

 好みの材料を小さなすり鉢に入れます。すりこぎでよくすったら、オリジナルブレンドのふりかけの出来上がりです。瓶に詰め、手描きのラベルを貼って完成しました。

お待ちかねの試食!

ごはんがモリモリすすみますね!=「くばラボ」で

 できたてのふりかけは、さっそく白ごはんにのせていただきます。自分でつくったふりかけなので、瓶を開けるのもワクワクしますね。あちこちのテーブルから、澄んだよい香りが漂います。みんな待ちきれないようです。たっぷりふりかけます。「おいしい!」。みんな夢中でほおばっていました。陶器の茶碗や木のトレーを使っているのもうれしいですね。さすが創業130年を迎えた老舗だけあり、食育への心づかいを感じさせました。

 「ふりかけ教室」は6月下旬から、レギュラー教室として開催される予定です。

「くばラボ」2023年度のチャレンジとは

自家製ふりかけに利用した茅乃舎だし、野菜だし、かつお節

 「くばラボ」では2023年度、若いファミリー層にも来てもらおうと、大人・子ども双方に向けたイベントがめじろ押しです。主な内容は下記の通りです。

・だしドリル&だし検定:子ども向けに「だし」についてのクイズを出し、合格するとシールがもらえます。
・サイエンス教室:身近な食べ物を使った実験形式の教室。夏休みの自由研究にも。
・スパイスカレー教室
・キッズごはん相談室
・おいしい落語:落語家を招き、落語に登場する「おいしい」しぐさを、目と舌で味わいます。

 河合店長は「ふりかけ教室、味噌玉教室などは自宅でも思い出が続きます。家族のきずなと思い出づくりのために、2年目はさらに進化させたい」と話しています。

久原本家ららぽーと福岡店「くばラボ」

久原本家の店としては全国で最大級!ららぽーと福岡店

住所:福岡市博多区那珂6-23-1 ららぽーと福岡1F
電話:092-915-0005
営業時間:10:00〜21:00

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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