辛子めんたいこや「めんべい」でおなじみの山口油屋福太郎が「カクウチFUKUTARO」をオープンしました。
店内は立ち飲みゾーンとテーブルゾーンに分かれていて、「座って飲みたい」人もウェルカムです。立ち飲みゾーンにもハイチェアが用意されています。なお、テーブルチャージはありません。 立ち飲みゾーンに描かれた手書きの松の絵は、福岡市で活動する画家が完成させた店のシンボル。訪れる人のほとんどが写真を撮っていくというフォトスポットです。
スペインのバルのように、好きな物、おいしい物を少しずつ楽しむのが「カクウチFUKUTARO」スタイル。九州の食材や郷土料理をフレンチテイストにアレンジしたメニューはどれもリーズナブルで、一番高いフードメニューでも福太郎の瓶詰めめんたいことソフトバゲットの「本日のTHE MENTAI」(税込み600円)です。
他もほとんどが1皿300円台という価格。「これは自社ビル内の直営店だからできることです」と店長兼ソムリエの宇藤武史さんは話します。自社製品の「めんべい」は200円でなんとお代わり自由! 宇藤さんは、海外の有名ホテルやフレンチレストランのギャルソンとして経験を重ねた人物。この店のドリンクメニュー作りも担当しています。
料理のおすすめは、半熟卵とあぶりベーコンに福太郎のめんたいこ入りマヨネーズをあえた「明太子のウフマヨ」(300円)、自家製の濃厚なパセリバターでエスカルゴのように仕上げた「姫サザエのつぼ焼きブルギニョン(2個)」(350円)、新鮮なサバにハーブやアボカドを合わせた「博多ゴマサバのタルタル」(350円)など、博多の味とフレンチを融合させたオリジナルメニューです。
ドリンクは生ビール1杯350円、フレッシュオレンジ香るハイボール1杯360円など。替え麺ならぬ「替ハイボール」「替サワー」(各200円)といったお得なドリンクのお代わりメニューもあってコスパも抜群です。
「もちろんソフトドリンクやノンアルコールカクテルも準備しています。博多のグルメを味わいたいという時も気軽にどうぞ」と宇藤さん。 9月20日からはランチタイムもスタート。「九州膳」「シェフ膳」のほか、アルコールと相性のいいメニューを集めた「のんべえ膳」(各1,800円)など、食べたい人も酔いたい人もさらに楽しめること間違いなしです。
【DATA】 座席:立ち飲み34席、テーブル34席 平均予算:昼1,800円、夜1,800円 個室:なし
カクウチFUKUTARO
住所:福岡市中央区渡辺5-25-18 天神テルラビル3階 電話:092-733-4444 営業:11:30~23:00(L.O.フード22:00、ドリンク22:45) 月曜休(祝日の場合営業)