食中毒を引き起こすのは肉や魚だけではないのです!
目次
野菜の殺菌法と食中毒予防の3原則をチェック
肉や魚だけでなく、生野菜などでも食中毒を引き起こすことがあり、2012年には白菜の浅漬け、2014年には花火大会の露店で提供された冷やしキュウリによる集団食中毒が発生しています。 野菜もしっかり洗浄・殺菌をすることが大切です。効果的な殺菌方法として、食品用殺菌剤「次亜塩素酸ナトリウム」を用いる方法や、短時間の熱水処理「ブランチング」があります。
キュウリの殺菌にはブランチングが効果的
①流水で洗う ②沸騰した水(95~100℃)で10秒間湯通し ③食感が損なわれないよう、すぐに水道水で30秒程度、冷却する ※長期保存を目的とした殺菌方法ではありません
食中毒予防の3原則をチェック
1、細菌をつけない ・調理の際はこまめに手洗い・消毒をする ・手指に傷がある時などは使い捨てのビニール手袋を着用する ・食材ごとに包装して保存する ・調理器具はしっかり洗浄・殺菌をする 2、細菌を増やさない ・食品を長時間常温に放置しない ・前日調理を避ける ・冷蔵庫内の温度を10度以下にする 3、細菌をやっつける ・中心まで十分に加熱する
細菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」が食中毒予防のポイント
問い合わせ:福岡市保健福祉局生活衛生部食品安全推進課 電話:092-711-4277