子どもでも食べやすいナスのレシピ|管理栄養士が解説!

この記事では2児の母でもある管理栄養士が、子どもでも食べやすいナスのレシピを紹介します。独特の食感から、子ども・大人問わず苦手な野菜の代表格のナス。少しの工夫でたべやすくなる野菜でもあります。子どもでも食べやすいナスの食べ方を知って、日々の食事を工夫しましょう。

目次

ナス嫌い克服の鍵は味食感に工夫を凝らす

味が嫌いならいろんな食材と混ぜて

苦みを感じやすい野菜のひとつであるナス。アクが多い食材のため、カットした後で水に浸すことである程度苦みを取り除くことができます。しかし子どもは敏感なため、それでも苦みを強く感じてしまう場合があります。そのようなときには、肉や魚などのいろんな食材と混ぜることでナスの苦みを感じにくくさせましょう。

食感が嫌いなら小さくしてごまかす

ぐにゅっとした食感が苦手でナスが嫌いという子どももいます。そのような時には、皮をむいたり、ちいさくカットすることでごまかしましょう。また、カレーやグラタンなどの味がしっかりした料理に入れることによって、ナスの食感を感じにくくなりますよ。

子どもでも食べやすいナスのレシピ2選!

レシピ1 なすのはさみ焼き

なすのはさみ焼き
出典:合同会社HITOOMOI

肉が入っていることで、子どもでも食べたくなるナスのレシピです。甘辛なたれとナスの相性がばっちり。

なすのはさみ焼き」の材料(4人分)

<材料>

ナス       :3本

薄力粉(まぶす用):大さじ2

豚ひき肉     :70g

玉ねぎ      :1/8個

片栗粉      :大さじ1/2

サラダ油     :適量

A

砂糖       :大さじ1/2

醤油       :大さじ1

みりん      :大さじ1

酒        :大さじ1

<作り方>

  1. ナスは1cm幅の輪切りにする。まな板の上に並べて薄力粉をまぶす。
  2. 玉ねぎはみじん切りにする。ボウルに玉ねぎ、ひき肉、片栗粉を入れて混ぜ合わせる。
  3. 1に2をのせて挟む。
  4. 4フライパンに油を入れて熱し、3を入れて中火で約5分焼く。焼き色がついたら裏返し、ふたをして中火のまま5分程焼く。
  5. Aを加えてナス全体に絡める。

「なすのはさみ焼き」の保存期間(目安

  • 冷蔵保存の場合…2~3日
  • 冷凍保存の場合…2~3週間

レシピ2 揚げなす

揚げなす
出典:合同会社HITOOMOI

味がよく染み込んだ揚げなすのレシピ。子どもでも食べやすい合わせ調味料の組み合わせです。

「揚げなす」の材料(4人分)

<材料>

ナス     :大2本

おろし生姜  :適宜

大根おろし  :適宜

大葉(千切り):適宜

揚げ油    :適量

A

だし汁    :120ml

醤油     :大さじ2

みりん    :大さじ1

<作り方>

  1. ナスはヘタを切り落とし、縦半分に切り、斜めに浅く2~3mm間隔で切り込みを入れる。切り込みを入れたら半分に切る。
  2. 揚げ油は170~180℃に温める。1のナスを入れ、火が通るまで揚げる。
  3. 鍋にAを入れ、火にかけ、軽く沸騰したら弱火にする。
  4. 容器に揚げなす、3を入れて数時間漬ける。
  5. 器に盛り付け、好みでおろし生姜、大葉、大根おろしをのせる。

「揚げなす」の保存期間(目安)

  • 冷蔵保存の場合…2~3日
  • 冷凍保存の場合…2~3週間

まとめ

ナスが苦手な要因として多いのは、食感や味が原因であることがほとんどです。克服するためには味と食感に工夫を凝らすこと。みなさんも実践してみてくださいね。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

2019年1月に設立したフードコーディネーターと管理栄養士が在籍する料理研究家の会社。レシピの企画・開発から撮影、スタイリング、栄養計算、商品開発を中心に事業を行う。ミッションは、「好きな人を想う手作り料理で幸せな食卓づくりを。」

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