こぢんまりとしたかわいいパン屋さん「Chou Chou’s Bakery(シュシュズベーカリー)」は春吉(福岡市中央区)にあります。香ばしいパンの香りに誘われて店内に入ってみました。
「Chou Chou」とは、フランス語で「お気に入り」という意味。「みなさんのお気に入りのパン屋さんになれますように。そんな思いを込めて名付けました」と山崎恵子店長は話してくれます。
店内に入ると目に飛び込んでくる印象的な絵や素朴でかわいいインテリア。まるで雑貨店のような雰囲気で、焼きたてのパンの香りとともにワクワク感を膨らませてくれます。
人気は、たっぷりのバターと岩塩を使った「自家製塩パン」(税込み205円)や自家製のタルタルソースを使った「自家製チキン南蛮パン」(280円)。
ソーセージ丸ごと1本が入った食べ応え抜群の「コンプレドッグ」(324円)、全粒粉入りの生地にたっぷりのクリームチーズを閉じ込めた「エピ・ベーコンチーズ」(302円)など、毎日、7、8種類のパンがかわいく並びます。
一番のオススメという看板商品は「秘伝の生食パン」(378円)。厳選した小麦やたっぷりのバターを使い、「口どけが違うので」と細かく水分量や焼き上げる温度を調節して何度も試作を重ねてたどりついたレシピで、丁寧に手作りした自信作です。
早速食べてみると、耳まで柔らかくもっちりとした食感で、ほんのり感じられる甘さが絶妙! 「生で食べるのが一番おいしいんですよ」と山崎店長。購入から数日後は、トーストするとふんわりした食感が戻り、表面の香ばしさとともに違った味わいを楽しめます。 焼きたてを味わいたい人は、主に昼と夕方ごろの焼き上がるタイミングがねらい目。「シュシュの生食パン」と焼き印を押されて陳列された生食パンは、ちょっとだけ誇らしげです。
食べきりサイズの生食パン「小雪」(250円)や、週末と木曜限定の「秘伝のアップル㏌生食パン」(410円)も店長の推薦品。生地と角切りのリンゴの甘さが相性抜群で、ちょっとしたスイーツといえそうです。
店内にはイートインスペースもあり、生食パンを卵と牛乳、生クリームにじっくり浸して焼き上げるフレンチトーストがいただけます。
食感は、生食パンの柔らかさを生かした仕上がりで、ふわふわ&しっとり。黒蜜をたっぷりかけて味わいます。数人でシェアできるフルサイズ(1,320円)とハーフ(880円)を用意。ホットコーヒーなど、一部のドリンクはテークアウトもOKです。
「自慢の生食パンを食べて、幸せを感じていただければ」と山崎店長は笑顔で話してくれました。
Chou Chou’s Bakery
住所:福岡市中央区春吉2-3-13-1階 電話:092-406-3775 営業:10:30~19:00 ※日曜は17:00まで、水曜は18:00まで 月曜休
施設名:シュシュズベーカリー (Chou Chou’s Bakery)
住所:福岡県福岡市中央区春吉2-3-13
営業時間:11:00~18:00
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
平均予算:¥1,000~¥1,999
アクセス:渡辺通駅から486m