各地の自治体が“わがまち”を自慢するコーナー。今回は熊本県山都町で再開される「通潤橋放水」について紹介します。
通潤橋4年ぶりの放水を体感しよう
1854(嘉永7)年、当時の技術の粋をつくして架けられた熊本県山都町の美しい石橋「通潤橋」。白糸台地の約100haの水田に農業用水を送るために建設されたアーチ型の水路橋です。国指定重要文化財に指定された貴重な文化遺産ですが、2016年4月の熊本地震と18年5月の豪雨で被災し、これまで保存修理工事が続けられていました。
この春4月19日(日)、待ちに待った放水が再開されます。町を訪れて雄大で爽快な通潤橋の放水を間近で体感してみませんか。また「通潤橋史料館」では、放水の迫力を200インチの大画面で楽しめ、橋の仕組みや建設当時の様子も分かります。ぜひ立ち寄ってみて。
通潤橋史料館(「道の駅 通潤橋」横)
◆「道の駅 通潤橋」横に併設。放水シーンを大画面で放映し、橋の仕組みや建設時のエピソードなどをジオラマほかで解説。
住所:熊本県山都町下市182-2 電話:0967-72-3360 営業:10:00~16:00(入館は15:30まで) ※放水スケジュールはHPでチェックを