福岡市在住の写真家・HBK!(ヒビキ)さんが2020年01月から2023年6月までの3年半に撮りためた写真を展示する個展が8月25日(金)から9月10日(日)まで開催されます。
福岡を中心に写真活動をしているHBK!(ヒビキ)さんは、スポーツ写真会社とブライダルスタジオ勤務を経て2016年に独立、以後フリーランスフォトグラファーとして活動しています。2003年頃から福岡のバンドシーンやサブカルシーンを撮影し続けていて、得意とするのは、瞬間を切り取る写真、躍動感や動きのある写真です。バンドは福岡の音楽シーンを中心にROCK 、PUNK 、HARDCOREPUNK 、METALなど様々なジャンルを、近年は、SMやFETISHシーンも撮影しています。
HBK!(ヒビキ)さんからのメッセージ
撮りたい時に撮らないといけない。
被写体は私の都合など待ってくれない。
いつだって私が被写体のために時間を合わせるのだ。
時間を捧げるのだ、人生を捧げるのだ。
そこまでしないと写真家と名乗れない。
そういう意気込みで撮ってます。
写真家・HBK!(ヒビキ)とは?
私がHBK!(ヒビキ)さんを知ったのは、よく行ってるバーでたまたま出会ったSMバーのマリンママから「うちの写真撮ってもらってるカメラマンさんはダントツでおすすめする」と言われてインスタをフォローしたことから始まります。
マリンママとは、深夜にそのバーである映画の話をきっかけに“エロとはなんぞや”というテーマで盛り上がったことがあり、そこから私は初めてのSMショーを観て、正直興味半分だったエロの世界が、本気で全力でショーとして魅せることでなんて力強くて美しいものになるんだろうと感動して泣いてしまったのはまぁ別の話なんですが(笑)。
さて、そんなマリンママから激推しされたカメラマンHBK!(ヒビキ)さんの撮る写真は、とにかく“生きていること”を感じさせてくれる作品が多いと私は感じているのです。日常からライブやショーなどの非日常も含めて様々なシーンを撮影しているHBK!(ヒビキ)さんの写真に共通しているのは、生きることに関しての力強さというかよい意味での圧を感じます。写真なのに。
写真に写っているのは被写体なのに、その写真からファインダーを除いているHBK!(ヒビキ)さんの目力を感じるのです(写真にはもちろん写ってないのにね)。ときにはのぞいてないような写真もあるけど、ファインダーじゃなくて相手を見てノールックでシャッター切ってるような印象の写真もあったりで(完全に私の想像ですけど。ノールックなかったらすいません。)
HBK!(ヒビキ)さんに撮ってもらっている人たちって、その人が生きている証を残してもらっているようでとても羨ましいと思ったりもします。写真ってただの技術じゃないんだなぁと心底思える写真を見せてくれるので、まだHBK!(ヒビキ)さんの写真を直に観たことがない人にはぜひ観て欲しい写真展です。
HBK! Profile
HBK! Profile
福岡在住。写真家。
魂の赴くままに撮る。撮りたいものを撮り続ける。
それは、誰かの日常であり、誰かの非日常である。
それは、誰かの思い出であり、誰かのアートである。
そんな写真を撮り続けたい。
そして、晩年に何をみても何かを思い出すだろう。
多分それで一生が終わる。
人はいつか死ぬ。私もいつか死ぬ。あたなもいつか死ぬ。
そして、写真が残る。その写真もいずれ朽ちる。
何をみても何かを思い出していたいし、何をみても何かを思い出してほしい。
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アカウント名、全て fukcrechbk
写真展「何をみても何かを思い出す」
日時:8月25日(金)〜9月10日(日) 12:00〜20:00
※オープニングパーティー 8月25日(金)17:00〜
会場:SQUASH DAIMYO(福岡市中央区大名1-12-36 ニューアイランド大名 206)