19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に、フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーが描いた大河小説「レ・ミゼラブル」のミュージカルが7月8日~8月1日、博多座で上演されます。2013年8月の博多座公演から2年。現在、東京・帝国劇場で大絶賛上演中ですが、新たなキャストも加わり、世界最高といわれる熱狂の舞台が再び博多座に戻ってきます!
公演を前に、出演者の福井晶一さん(ジャン・バルジャン役)、知念里奈さん(ファンテーヌ役)、森公美子さん(マダム・テナルディエ役)、上原理生さん(アンジョルラス役)の4名が福岡市で会見とトーク&ライブを開催してくださいました。
出演者の4名がそれぞれの役の立場からメッセージを送ってくださいました。
「人生には選択を迫られるときがある。ジャン・バルジャンは、神の御心に沿い正しく生きようと選択してきた。彼の生き様を通して生きる力や愛する力を汲み取っていただけたら」
「愛する娘をバルジャンに託し、病に倒れたファンテーヌ。彼女は、『人生はやり直せる』『明日は必ず来る』という大きなメッセージを伝える大事なピースのひとつです。このメッセージを受け取ってほしい」
「マダム・テナルディエは貧困の中でも生きる強さを持っている。どんな状況でも前向きに生きて、生きていれば楽しいことがあると信じている。大切なことはお金のあるなしではなく、生きること。生きることの強さを感じてほしい」
「19世紀のフランスは生まれや身分で人生が決められていた時代。そんな中、『同じ人間なのにそれはおかしい』と立ち上がったのがアンジョルラスはじめ若い学生や民衆たち。革命の後に彼らが夢見た未来が、今の時代なのかもしれない。19世紀の舞台から21世紀の客席に向けて、今の時代よりもっといい世界を作っていけるのではないかというメッセージを届けたい」
ソラリアプラザ1階では、トーク&ライブも開催。福井さん、知念さんの歌声を生で聴くこともでき、観客は大興奮でした。
【レ・ミゼラブル博多座公演】 7月8日-8月1日 チケットは5月9日(土)午前10時から電話予約・インターネット発売開始。 A席/15,500円 特B席/12,500円 B席/9,000円 C席/5,000円 問い合わせは博多座電話予約センター=092(263)5555