「男女の友情」に対する男性心理とは?成立の条件や恋愛への発展パターンも解説

 「男女の友情」は、飲み会や女子会などでよく話題になるテーマです。人によってさまざまな意見がありますが、男性心理としてどのようなものがあるのか気になりますよね。男友達のことが気になっていたり、ずっと友人でいたい大切な異性の友人がいたりするなら尚更でしょう。

 今回は「男女の友情」に対する男性心理を紐ときます。異性同士の友人関係が成立する条件や、友情から恋愛関係に発展するパターンなども紹介します。

目次

男女の友情は成立する?男性心理をアンケート調査!

 「男女の友情」に対する男性心理を知りたいなら、実際に男性に聞いてみるのが早い!81名の男性の、リアルな回答を見てみましょう。

Q1. 男女の友情は成立すると思いますか?

 「男女の友情は成立する」と答えた男性が半数を超える結果に。それぞれの意見がこちらです。

【男女の友情は成立する派の意見】

  • 「友達になり仲良くなりすぎると、異性として見られなくなる」(22歳/アルバイト)
  • 「一緒にいておもしろい女の子と、実際に可愛いと思う女の子は別」(19歳/学生)
  • 「現に、異性として意識しない女性の友達がいる」(30歳/会社員)
  • 「目的・志向が共通であれば同志的な関係はあり得ると思う」(30歳/会社員)
  • 「すべての異性が好みのタイプに当てはまるわけではない」(29歳/フリーランス)

【男女の友情は成立しない派の意見】

  • 「生物の本能は子孫の繁栄が前提だから」(24歳/フリーター)
  • 「ムードやお酒の勢いに流されることもあると思う」(28歳/会社員)
  • 「男は下心ありきで女性と仲よくなると思うので、友情関係は成立しない」(22歳/会社員)
  • 「どちらかが友達だと思っていても、もうひとりが友達以上の感情を抱いてしまうと思う」(23歳・学生)
  • 「女性に同性のように接することはできないし、どこかに異性という意識はあるため」(26歳・会社員)

 どちらの意見にもうなずける部分がありますね。男女の友情が成立する派の男性は、実際に友人として仲良くしている異性がいる人が多かったです。成立しない派の男性は、同性と男女の関係性には違いがあると感じているようです。

 自身の今までの経験や実際の状況から、男女の友情に対する価値観が決まっているといえそうですね。

Q2. 今まで友達だと思っていた女性にドキッとしたことはありますか?

 「男女の友情は成り立つ」と考える男性も多い中、今まで友人として接していた女性を異性として意識してしまうこともあるようですね。

 友達として仲良くしていても、ふとしたときに恋心が芽生える可能性もあるのでしょう。

Q3. 今まで友達だと思っていた女性と恋愛関係に発展したことはありますか?

 実際に女友達と恋愛関係に発展した男性も、意外といる模様。友人として仲良くしていたからこそ、恋人関係になりやすいということもあるかもしれません。

 この質問に「はい」と答えた男性に、友情から恋愛に発展したきっかけを聞いてみました。

  • 「これまでお互いが深く話していなかったことを、ふとしたきっかけで話して、一気に距離が縮まった」(23歳/会社員)
  • 「久しぶりの再会で一緒に飲みに行くようになってから」(26歳/会社員)
  • 「徐々に嫉妬の感情を抱くようになり、気付いたら好きになっていた」(29歳/会社員)
  • 「2人で遊んでいくうちに、友達以上の感情を抱いてしまったから」(23歳/学生)
  • 「恋愛相談にのっているうちに」(30歳/会社員)

 一緒にいる時間が長くなるうちに、恋愛感情を抱くようになったという意見が目立ちました。急に好きになるというより、だんだんと感情の変化を感じるようになるのかもしれません。

Q4. 友達止まりの女性には、どんな特徴があると思いますか?

 男性が、異性として意識する女性・仲はいいけれどそれ以上の関係にはならない女性にはどのような違いがあるのか気になりますよね。友達止まりの女性の特徴を挙げてもらいました。

  • 「男友達が多い、男っぽい性格」(22歳/アルバイト)
  • 「女性としての身だしなみや品といった魅力が少し低い」(23歳/会社員)
  • 「趣味や波長が合いすぎる人」(24歳/フリーランス)
  • 「その場でおもしろい関係であり、未来を一緒に作るだけの可能性が見えてこない」(28歳/会社員)
  • 「タイプじゃない、一人で幸せそう、彼女にするには重い」(25歳/パート)
  • 「自分に自信がなく、信念がない人」(26歳/会社員)
  • 「第一印象で異性として意識しなかった女性」(30歳/会社員)
  • 「警戒心が強すぎる女性」(29歳/会社員)
  • 「色気がない、下ネタを話す」(30歳/会社員)
  • 「だれに対しても『いい人』」(30歳/会社員)
  • 「今のままの関係の方が楽だと思える女性」(27歳/会社員)

 女性としての魅力が欠けているといったネガティブな理由以外に、趣味や話が合う、一緒にいて楽しいなどポジティブな理由でも友だち止まりになるのが意外ですね。

 恋人にどのような女性像を求めるかは人それぞれですが、今だけでなく将来も一緒にいたいと思えるかどうかが、恋人関係に発展する鍵になるかもしれません。

「男女の友情」に対する男性心理

出典:Adobe Stock

 「男女の友情」については、人それぞれ価値観が異なります。明確には答えのないテーマですが、主に以下3つの男性心理に分かれるようです。

生物学的にあり得ない

 人間を、男と女という生物としてみた場合、男女の友情が成立するのは考えにくいという意見です。仲のいい女性に対して「この関係は友情」と思っていたとしても、ふとした瞬間に下心を感じることもあるといいます。

 感情を理性で抑えているということなので、本質的には男女の友情は成り立たないと考える男性は少なくありません。

同性も異性も関係なく友情は成立する

 男女の友情は成立する派の意見としては「一緒にいて楽しければ、同性も異性も関係ない」というものが多いです。性差を意識することなく、目の前の相手をひとりの人間として見ているのでしょう。

 異性の友人を人として尊敬していても、恋愛感情を抱くことはないようです。

異性だからこそ成立する友情もある

 「友情に、同性も異性も関係ない」という意見がある一方、「異性だからこそ親友になれる」という考えをもつ男性もいるようです。同性の友達には話しにくいことでも、異性の友達には話せるケースもあるでしょう。

 同性に対しては、見栄をはったり嫉妬してしまったりする人も、異性の前だと自分らしくいられるパターンもあるといいます。女性といるほうが気兼ねなく過ごせるという男性も、珍しくありません。

自分の気持ちがわからない

 男性は、恋愛感情と好意を明確に区別できない傾向が強いようです。一方で女性は、友達と恋人をはっきり区別でき、一度相手を友人と判断するとその後は恋愛感情を抱きにくいのだそうです。

 女友達に対して感じる「信頼」「尊敬」といった感情を、愛情なのか好意なのかわからない男性も少なくないでしょう。よって、男女の友情が成立するかどうかというテーマに対して、明確な考えをもっていない男性は意外といます。

「男女の友情」から恋愛関係に発展しやすい瞬間

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 男女の友情に対する男性心理にはさまざまなものがありますが、友情から愛情に変化するのはどんなときなのでしょうか。友人関係から恋愛に発展しやすい瞬間をまとめました。

恋愛相談を持ちかける

 友人だからこそ話せる恋愛話は多いもの。赤裸々な恋愛相談をしているうちに、お互いの距離が縮まるというのはよくあることです。女友達の恋愛相談にのっているうちに、自分の本音に気づく男性もいるでしょう。

お互いに恋人を探している

 お互いに恋愛モードであり、フリーであるならば、流れでお付き合いに発展することもあります。恋愛相談をしたり、恋人がいないからと一緒に過ごす時間が長くなったりするうちに、お互いを意識し始めるようです。

 「友達だと思っていたけれど、いつの間にか付き合っていた」というパターンになりやすいです。

離れてみて自分の気持ちに気づいた

 近くにいるのが当たり前だと思っていた相手と離れてみて、自分の感情に気づくパターンも多い模様。友人としての好意だと思っていたけれど、実は異性として意識していたと認識するようです。

 友達以上恋人未満の異性に対して、一度距離をとってみるというのもよくある恋愛テクニックですよね。

どちらかが恋愛感情を抱いた

 自分が相手を「友達」だと思っていても、相手から恋愛感情を抱かれたとたん、男女の友情は成立しなくなります。自分が相手に対して恋愛感情を感じた場合も同様です。

 それまでは友人として仲良くしていても、ふとした瞬間に相手を異性として意識することはあるものでしょう。

「男女の友情」が成立する条件

 男女の友情を壊さず、友人として付き合っていくためには条件があります。男女の友情が成立するポイントを紹介します。

お互いに恋愛対象外

 男女の友情が成立するのに、お互いが恋愛対象外であるのはマストでしょう。好みのタイプだったり、下心を感じてしまうような相手だと友情関係を続けるのは難しいです。

 「性的魅力は一切感じないけれど、一緒にいて楽しい」という相手とは、友情関係が成立しやすいです。

お互いを人として尊敬している

 恋愛する気はなくても、人として尊敬している部分がなければ、友情関係は成立しません。これは、男女の友情に限らず言えることですね。

 相手を魅力的に思うのは、恋愛感情だけではありません。「この人のこういうところが素敵だな」と思えることは、友情が成立するのに大切な条件です。

同性への接し方と変わらない

 相手を「男だから」「女だから」と区別することなく、同性の友人と同じように接することができるのも、男女の友情の成立に重要なポイントです。

 異性の友人が多い人は、相手の性別によって態度を変えることがほとんどありません。人と接するときに「男性」「女性」を意識してしまう人は、男女の友情を成立させにくいタイプかもしれませんね。

男女の友情に対する男性心理はケースバイケース!

出典:Adobe Stock

 男女の友情に対する男性心理は、人それぞれです。答えのないテーマだからこそ、会話のネタとして盛り上がる要素があるのでしょう。

 自分では「男女の友情は成立する派」と思っていても、ふとしたときに恋愛感情を抱くパターンもあるでしょうし、「男女の友情は成立しない派」と思っていても、一生付き合える異性の友人に出会えることも。

 このテーマにあまり固執しすぎず、人との出会いを楽しみましょう!

【データ出典】
男女の友情に関するアンケート
調査期間:2023年10月19日〜21日
有効回答数:81人
(インターネットによる30歳までの男性へのアンケート調査)

(ファンファン福岡公式ライター / Ellie)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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