新型コロナウイルスの流行中は、ほとんどの行事が中止・縮小になっていましたが、最近やっと学校イベントもできるようになってきました。久しぶりの制限なしの実施に、子どもも保護者もウキウキしながら参加している参観日ですが… 迷惑な保護者にウンザリしています。
よくも悪くもアットホームな参観日
娘が通う小学校は、児童の数がどんどん減っており、今や1クラス20人。コロナ禍前から、十分すぎるほど間隔をあけて机が並んでいました。入学式や参観日など、多くの保護者が集まっても、教室の後ろに全員が入れるほど余裕があります。
そのため、コロナ禍では人数規制があったものの、小さな妹や弟だけでなく、祖父母や親の兄弟、友人を連れて来る人など、毎回よくも悪くも「アットホーム」な参観日になっています。
まだ幼稚園に入る前の妹が
「おにいちゃんがんばれー」と手を振ったり、赤ちゃんが泣きだしたりするのは、いつものこと。お互いさまの気持ちで、譲り合っているのですが…
毎回びっくりするような「モンスター」が現れ、本当に困っています。
「そんな話まで?」大声で話し続ける親
1人目のモンスターは「とっかえひっかえしゃべくりおばさん」。
教室に入るなり
「○○さ~ん!」と手を振り、大声で話し始めます。隣にいた人が教室を出ると、また別の相手を見つけ、すぐにベラベラ…。子どもの話や夫の仕事の話、義母の悪口や最近行った病院の対応など、「そんな話まで!?」と驚くような個人情報だだ洩れで、しゃべり続けるのです。
あまりにも声が大きいので、いつもより緊張ぎみに発言をしている子どもたちの声が、かき消されてしまうことも。一度、他のお母さんに連れられて来た4、5歳くらいの男の子が
「うるさーい」と耳をふさぐジェスチャーをしたことがありました。
私は内心
「よくやった! いいぞ!」と思いながら見ていたのですが、モンスターは
「ごめーん。お兄ちゃんのクラス行ってくるねー」と笑いながら教室を出て行っただけ。次の参観日のときには、全く反省の色はなく、同じように大声で話し続けていました。
授業は無視して大盛り上がり!
2人目のモンスターは「ちょっかいかけまくりおばさん」。
参観日には、換気の目的や、より多くの人が見られるようにと、教室と廊下の間の窓が全開になります。そこに肘をつき、身を乗り出して
「おーい」と、自分の子どもに話しかける親。
その後も、授業の進行を全く無視し、子どものノートをのぞきこみながら
「もっとキレイに書けよー」
「何これウケるー」と、大はしゃぎするのです。
土曜日の実施で中学生の兄と一緒に来ているときは、さらに最悪です。ちょっかいの量が2倍になるどころか、まわりの知り合いの子も巻き込み
「○○、背が高くなってるー」
「ちょっと、この子に教えてあげてよ!」と、大盛り上がり。その一角だけ、授業とは明らかに違う時間が流れているのです。
先生も見て見ぬふりしかできず…
参観日は、子どもたちにとって「非日常」。親が見ている前でいいところを見せたいとがんばる子もいれば、大勢の前で緊張していつも通りの力が出せない子など、いろいろな子がいると思います。
熱気や緊張は、先生も同じ。なるべくスムーズに、なるべくいい雰囲気で… と、一生懸命進行されていることが伝わってきます。その分、迷惑な親にはっきりとは注意しにくいのでしょう。結果、モンスターは毎回“野放し”状態に。
子どもたちも、さすがにチラチラ見たり、
「誰のお母さん?」とコソコソ話していたりと、気にする素振りを見せているのに、モンスターほど気づきません。あまりの空気の読めなさに、驚くばかりです。
また、厄介なのが、モンスターに限ってママ同士の友だちが多いこと。なんとなく「いつも明るい人」という空気感ができあがっているのも事実です。私のように迷惑そうにしている親ももちろんいるのですが、どうしても「これで子ども同士の関係に影響したら…」と、トラブルは避けたい気持ちが勝ち、みんな見て見ぬふりをするしかなくなってしまいます。
いつか、会心の一撃を放ちたい! と思いながら、毎回モヤモヤしたままです。
(ファンファン福岡公式ライター/ふわずみ みか)