視覚を排除した出会いの場“暗闇合コン”に参加してみた

こんにちは。只今、一緒に年越をしてくれるパートナーを絶賛募集中の年越野郎です。最近、「ひょっとして、オープンに婚活をしていることが相手にドン引きされているのかもしれない。」と自責の念に駆られることもある反面、多くの方に年越野郎の婚活の行方を気にかけて頂くようになり、寒風吹きすさぶ中、心を温めて頂いているような状態です。

先日は、遠く東京に住んでいるお友達からお声をかけて頂きました。なんでも『暗闇合コン』を企画してくれたそうです。(特定の愛情を注ぐ相手がいなので)友情第一の年越野郎は、即、参加の旨を返答しました。 メラビアンの法則上、第一印象の55%を占めるとされる視覚を排除した出会いの場とは、気になります‼ 12月某日、池袋駅の某出口に集合した女性陣6名に混ざり、案内されるままに到着した会場は、ごく普通の一軒家でした。普段はシェアハウス兼イベントスペースとして利用されているそうです。 特に何の不安も持たず、わくわくした気持ちでここまでやって来た年越野郎でしたが、玄関でアイマスクを渡された途端、年越野郎の”人見知りでウィットに富まない”弱点を思い出し、急にこの場を楽しめるか不安になりました。顔が見えないから人見知りでも大丈夫ということはなく、事態に直面すると、むしろ顔が見えないからこそ、そこら辺を非常に不安に感じました。

出典:ファンファン福岡

部屋の間取りもわからないまま、スタッフの方に手を引いてもらい席に着いたものの、同じテーブルに何人いるかもわからない状況でしたが、なんとか男性3名、女性2名の存在を確認しました。全体の規模としては、この様なテーブルが計3つある様子でした。   最初に主催のご挨拶があり、次にアイスブレイクとして都道府県のパズルを触って都道府県名を当てるクイズや、利き野菜など、触覚や味覚にまつわるゲームが行われました。ここでは、普段いかに視覚に頼った生活をしているかを思い知らされました(多分、本題はそこではない)。   そして、各テーブルでの自己紹介を含めた歓談の時間へと移りました。初めての相手との顔を見ないコミュニケーションで1番困ったことは、個人差もあるかも知れませんが、相手の顔色を伺えなかったことです。世の中には「人は見た目ではなく中身だ!」という意見もありますが、美醜は置いといて、中身が見た目にどう表れているか、といったことを気にされてしまうことは大いにあり得ると思いました。 それにしても、一緒のテーブルだった女性のツバキさん(仮名)がナチュラルかわいい印象で、同性ながらちょっと憧れました。   男性がテーブルを移動する形で、各回ごとに各人が気に入った人のお名前(同性含む)を紙に書いて投票する仕組みで会は進行しました。そして、一巡したところで、全員一斉にアイマスクを外すことになりました。この時、はじめて他の参加者の顔や、室内の模様を把握することになりましたが、誰がどの会話の主なのかはさっぱりわかりません。 今度はアイマスクを外した状態で、先程のローテーション通り、歓談タイムへとなりました。アイマスクを外してのコミュニケーションの方が安心感があったような気がします。「あー、あの話の人ね!」といったことや、気になる話題の続きで盛り上がりました。

出典:ファンファン福岡

最後に人気投票の集計が行われ、会話だけで1番人気を集めた『暗闇イケメン』と『暗闇イケ女』が発表されました。男性は1位が5名という平均的な結果が出ましたが、女性は年越野郎も好感を抱き投票もしていたツバキさんでした!   …というところまでで、こうした催しにつきもののカップリングは行われず、後日facebookでグループを作るのでそれを介して本日参加された方々と交流を深めてください、とのことでした。(※受付はfacebookで行われました)   お互い気に入り合った男性と女性を無理矢理カップルに仕立てることなく、また、お気に入りのお相手のお眼鏡にかなわなかった方を不意に傷つけることもなく、多くの方とごくゆるい関係を保っての終了ということで、良い会だったのではないでしょうか!? 主催の1人の伊藤さんは、普段は結婚相談所にお勤めで、「出会いをサポートするお仕事がとっても楽しいから、個人でも何かやりたかった。」とのことです。 年越野郎は1人ぽつんと福岡にいるのでちょっと寂しいんですけど、旅先で合流なんてできたら楽しいかなぁ、などと思いました。  

※情報は2015.12.24時点のものです

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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