社長とデート企画5回目のお相手は、トヨタカローラ福岡の金子護社長です。 金子社長が案内してくれたのは、福岡市博多区店屋町の「支那そば月や」。九州の醤油を使ったコクと甘みの優しいスープと中太縮れ麺が人気のお店です。そう、福岡はとんこつラーメンだけじゃないんです!
カフェのような外観のお店には、女性客も多く、お洒落な雰囲気。1人でプラッと現れた金子社長は笑顔が素敵な爽やかな方でした。
「とんこつも好きだけど、ここのラーメンの味と風味は一番。わざわざ食べに来ることもあるんです」と金子社長。その言葉通り、くせがなく、あっさりとした印象でおいしくいただけました。
それにしても、屈託のない笑顔とスポーツマンのような引き締まった体格が印象的な金子社長。聞けば、小学校低学年からラグビーをしていて、同社に入社前は、東京で大型トラックの運転手をしていたこともあるらしいです。 「運転手をしていたとき、大きな事故に遭ってしまって。その時初めて一人では生きていけないと思い、親孝行をしたい気持ちもあり帰省したんです」 どんなことがきっかけで人生の転機が訪れるか分かりませんね。
さて、トヨタカローラ福岡では、車を販売しているだけではありません。「地元のためにできることをしたい」という金子社長の考えの下、「カローラ福岡の森」という名で行われている新入社員による森づくりの研修をはじめ、社員によるサツマイモの苗植えやタケノコ掘りなど、環境保全にも積極的に取り組まれています。
「車は排気ガスを出したり環境に良くないイメージもありますが、僕らにできることは何かと考えて、7、8年前から森づくりに取り組んでいます」と金子社長。
また、2014年から、毎年福岡のミュージシャンを応援する目的でオーディションを開催し、オリジナルCDを制作。「音楽は車に必要な大切なコンテンツ。地元のためにできることをこれからも取り組んでいきたい」。金子社長自身も中学生の頃からバンドに取り組んでいて、夜の中洲で演奏することもあるそうです。運が良ければその美声が聞けるかも?! 車の販売にとどまらず、自然環境や車内環境にまで配慮し、幅広い視野で仕事に取り組む金子社長。社員との交流も大切にしているようで、北九州の「わっしょい百万夏まつり」や大牟田の「大蛇山」まつりなど地元・福岡の祭りにも社員と一緒に参加されているそうです。
最後に、今後の夢について尋ねたところ、金子社長は「各店舗でミニ四駆をつくって『カローラ福岡カップ』を開催したい」と、笑顔で語ってくださいました。「ミニ四駆は子どもはもちろん、子どものお父さん世代が夢中になるでしょ。親子で楽しめる機会をもっとつくっていきたいんです」。まっすぐな視線で爽やかに語る金子社長の姿に、すっかり魅了されたランチタイムとなりました。