インターホンを鳴らさない義母! 鍵をかけ忘れたことで恐怖の行動に…

約2年前の出来事です。義母が家に来ることになったのですが、義母はいつもインターホンを鳴らす前になぜかドアノブをガチャガチャしてくるのです。嫌だなと思っていたのですが、その日に限って鍵を閉め忘れてしまい… 義母の恐怖の行動に驚いた話です。

目次

義母が自宅にやってくる

写真AC

 長男を出産した時はコロナ禍ということもあり、夫さえも産院に入ることができませんでした。そのため義母は、退院後に長男をわが家に見に来ることに。私は憂鬱な気持ちになっていました。

 義母はわがままな性格で、夫のこともよく困らせていました。時間にもルーズで遅刻の常習犯であり、夫が注意しても
 なにが悪いの? と開き直ったような態度を取っていました。私はそんな義母のことを、なかなか好きにはなれませんでした。
 さらに義母には困った癖があり、家に来たときに、なぜかインターホンを鳴らすよりも先にドアノブをガチャガチャするのです!

 義母は車で15分程の距離に住んでいましたが、お正月やお盆の集まり以外にお互いの家を行き来をすることはほとんどありませんでした。親しい間柄でもないのに、人の家のドアノブをガチャガチャする姿にいつも不快感を抱いていました。

インターホンを鳴らさずドアノブをガチャガチャ!

写真AC

 そして、長男が生後2週間を迎えた頃、義母が義妹夫婦と一緒に家へ来ることになりました。
 義妹夫婦は約束の時間の少し前に来たのですが、義母はいつも通り連絡もなしに遅刻。

 約束の時間から30分以上が経過し、義妹夫婦とリビングでおしゃべりをしているときに、事件は起きました。

 私の家は、リビングから玄関が見えるような作りになっているのですが、インターホンが鳴っていないのに、突然玄関の扉が開いたのです! まさか… と思い、玄関の方に目をやると、そこには義母の姿がありました。

 私は、この日に限って玄関の鍵を閉め忘れてしまっていたのです。

なぜか無視する義母

写真AC

 インターホンも鳴らさずに家に入ってきた義母に驚きましたが、なんと義母はそのままソファーに座ってくつろぎ始めたのです。最初からそこにいたかのように振る舞い、義妹と話を始め、私達には何も言いませんでした。開いた口が塞がらないとはこういうことかと思いました。

 夫が
 「家に入ってくるときはインターホン鳴らしてよ!」と言うも、義母は聞こえないふりをしていました。

 しばらく義妹と会話をした後に、思い出したかのように長男のところに行き
 「かわいいね~」と声を掛けていましたが、私のモヤモヤとした気持ちが晴れることはありませんでした。 

 その後も、義母と会話をすることはほとんどなく、30分程して義母と義妹夫婦は帰っていきました。

戸締まりの確認を何度もするようになった

 私は戸締まりをしていなかったことを後悔し、この日をきっかけに何度も戸締まりの確認をするようになりました。

 夫に
 「勝手に家に入ってこられてびっくりしたし、せめてインターホンを鳴らしてほしかった」と伝えると、
 「俺も同じこと思ったから、もう1回伝えてみる」と言ってくれましたが、いざ義母に伝えると
 「なんで? なにがだめなの?」と全く聞く耳をもってもらえませんでした…。

 長男はすくすくと成長し2歳を迎えましたが、現在も義母の癖は直っていません。
 ある意味では、義母がドアノブをガチャガチャすると、義母が来た合図になるなぁと思うようになりましたが、インターホンを鳴らさない限り絶対に鍵は開けないようにしています。

 価値観の違いと言ってしまえばそれまでですが、人の家に行ったときにインターホンを鳴らすのは常識ではないかと思います。子どもでもわかることかと…。

 義母とは仲が良いわけではありませんが、そういう間柄だからこそお互いに常識のある行動をするべきだと思っています。夫の母親とはいえ、常識がない人とは今後も距離を置きたいと思っています。

(ファンファン福岡公式ライター / emu)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次