九州初!キッズスペース付ワーキングオフィス「ママスクエア」イムズに誕生

ママが子どものそばで働ける新しいワーキングスタイルとして全国的に注目される託児機能付きオフィス「ママスクエア」が、福岡市・天神の商業施設「イムズ」6階にオープンしています。関東を中心に託児付きワーキングスペースを展開するママスクエア(東京)が運営する施設で、全国9カ所目、九州では初進出です。

出典:ファンファン福岡

働くママにとって、育児と仕事の両立は自分ではどうすることもできない大きな壁になることが少なくない中、「ママスクエア」では、職場とキッズスペースが同じ場所にあるので、預け先(保育所など)に困ることなく安心して働けるのが特徴。働きたいママを救う、保育園でもない、在宅でもない新しいワーキングスペースの誕生です。

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福岡天神イムズ店は先月にオープンしたばかり。現在は、子どもの遊びを見守るキッズスタッフを含め計25名が働いていますが、業務を進めつつ、シフト希望に合わせて追加採用をしていく予定だそうです。 新しい働き方、オフィスのあり方を提起する「ママスクエア」ですが、いくつか気になる点を質問してみました。 Q.ママたちの仕事の内容は? ママが無理なくできるデスクワークが中心となります。たとえば、コールセンターやテレマーケティング、データのチェックなどをママスクエアが業務を受託します。子どもが発熱したなど、急きょ早退や休みを取らなければならない状況でも、「おたがいさま」の気持ちで他のママたちがフォローできるようなサポート体制を整えています。 Q.勤務時間を教えてください。 基本的にはママの希望のシフトや時間を考慮しています。平均4時間週3日程度の方が多くみられますが、実績として週5日希望の方もいらっしゃいます。 Q.子どもの年齢制限はありますか? キッズスペースの利用は1歳の歩けるお子様からで、上限は特に設けていません。ただ、店舗実績では小さなお子様(未就学児)の利用が多いです。夏休みなどの長期休み期間は、小学生のお子さんもいらっしゃいます。

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ママスクエアの藤代聡社長は「働きたいママたちが子どものそばで働ける世の中を当たり前にしたい。今後、九州の他県にも展開を広げ、2020年には全国各地に店舗展開し県庁所在地に少なくとも1つ、100カ所の展開を目指したい」と話していました。 福岡市の中心部・イムズに誕生した新しいワークスタイル。これからの社会の働き方に一石を投じるものになりそうです。

※情報は2016.12.14時点のものです

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