欲しいのは他人の彼氏! あざとさ全開の彼女にドン引き!

 男性から見て「純粋そうで可愛らしいタイプ」の女性が、実は同性から見ると「あざとい」… というのはよくあることですよね。 あざとさ全開で次々と「他人の彼氏」にアプローチを仕掛けていた職場の後輩にドン引きした体験談です。

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あざとい後輩

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 職場で一年後輩だった彼女は、一見「純粋そうで可愛らしい」タイプ。しゃべり方やしぐさも女の子っぽさ満開で、甘え上手。いわゆる「モテるタイプ」です。
 その上、彼女は典型的な恋愛至上主義者。職場でも仕事はそこそこに、気に入った男性に積極的にアプローチを仕掛け、常に恋のうわさが絶えない状態でした。 でも、しばらくすると、次第に周りも気が付いてきてしまいました。彼女の恋の相手は、常に「彼女持ち」の男性であるということに…。

  しかも、相手を落とすことに関しては手段を選ばない彼女。これ見よがしに上目使いで
 「頼れるのは○○さんだけ」と甘えてみせたり、仕事中でもお構いなしに過剰なボディータッチを繰り返してみたり、何でもないような要件をこっそり耳打ちしてやたらと近づいてみたり…。

 そんな彼女が本領を発揮するのは職場の飲み会でした。ターゲットの男性の隣に座って甲斐甲斐しく世話を焼くだけでは飽き足らず、挙げ句の果てに膝の上にちょこんと座ってしなだれかかるという暴挙に出てしまうことも! 手練手管を駆使して、あざとさ全開ですり寄る姿に、正直周囲の女性陣はドン引きです。 しかも彼女が狙う相手はいつも誰かの彼氏。スタッフ同士の恋愛が多い職場だったので、彼女のせいで人間関係がギクシャクしてしまうこともしょっちゅうでした。

本音を聞いて背筋が凍った!

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 初めのうちは彼女をいさめる人もいましたが、聞く耳を持たない彼女に次第にあきれ、やがて誰も何も言わなくなりました。 それでも彼女はまるでどこ吹く風。 ある時、彼女がふとこぼした本音には、思わず背中が寒くなりました。
 「男性は人のものほど魅力的ですよ~。だから自分のものにしたくなっちゃうんですよね」
 「彼女より私を選んだっていう実績にしか愛を感じません」 でも、そんな恋愛が長続きするはずはありません。

  彼女が「奪っては別れる」を繰り返していくうち、いつしか彼女の本性は職場全体に知れ渡るようになってしまいました。 すると、ターゲットとなる男性陣にも変化が見え始めました。彼女がどんなに媚びたり、色目を使ってみたりしても、「ああ、また始まった」と、スルーするようになってきたのです。

 以前はアプローチを仕掛けられるとデレデレだった男性陣ですが、さすがに「失うものが多すぎる」ということに気が付いたのかもしれません。 職場で恋の相手を見つけられなくなってしまった彼女。ある日突然「結婚」を理由に職場を去ってしまいました。 でも、彼女の結婚について具体的は何も聞かされていない上、退職後は職場の誰とも連絡を取っていないので、その真偽のほどは不明です。

 別の職場へ、新しいターゲットを探すために転職したのでは…と、いう疑念を抱きつつ、当時職場恋愛していた私は、ひとまず自分の彼氏が餌食にならずに済んだことに胸をなでおろしたのでした。

(ファンファン福岡一般ライター)

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