福岡市中央区大名2丁目の旧大名小学校内に4月12日、官民共働型スタートアップ支援施設「FUKUOKA growth next(福岡グロースネクスト)」が誕生しました。1873(明治6)年に開校した大名小は、福岡市内で最古の小学校のうちの一つ。2014年3月に閉校した後、跡地利用の検討が進められていましたが、ついに新たなステージの幕開けです!
校舎の1~3階には、起業家向けの事務所や共同作業スペース、カフェなどを整備。校舎(玄関)に入ってすぐの窓は、おそらく事務室だったのではと思われますが、オシャレな印象に様変わり。
中に入り、廊下を歩いていくと各教室だったスペースに、コワーキングスペースやイベントスペース、カフェ、スタンディングバーなどが整備されています。
株式会社グッデイが運営するDIYスタジオ「GOODAY FAB DAIMYO」は、起業や新事業展開を目指す人のニーズに応えるDIY工房。デジタル工作機器のほか、木工や電子工作機器などの貸し工具スペースや作業スペースを設置しています。
今後は、(起業や新事業展開を目指す人たちだけでなく)近隣オフィスの会社員や地域住民、子育て世代の人たちにも気軽にDIYを楽しんでもらえるような、最新デジタル工作機器の講習会やワークショップを随時開催していく予定だそうです。
また、国内最大のハンドメイドマーケットminneとコラボしたハンドメイドスペース「GOODAY FAB DAIMYO×minneのアトリエ福岡」もオープン。ともに福岡に拠点を持つ両社がコラボし、どんな化学反応が起きるのか、ワクワクです。
スタートアップ企業が「新たな価値を生み出すこと」「グローバルマーケットへチャレンジすること」を支援する目的で誕生した、福岡グロースネクスト。開設期間は2018年秋以降に始まる再開発までの1年半ですが、ここから新たな人脈が広がり、アイデアがカタチになり、世界へ羽ばたくムーブメントが起きることに乞うご期待です!
※情報は2017.4.12時点のものです