55歳で単身カンボジアに渡り、エイズで親を亡くしたり人身売買から保護されたりした孤児を支援している岩田亮子さん(63)=福岡市出身=が21日午後2時から、福岡市のNPO・ボランティア交流センター「あすみん」(中央区今泉1-19-22)で講演します。入場料千円で、収益は岩田さんが活動拠点とする孤児院への支援に充てます。
岩田さんは日本航空の元客室乗務員。福岡中央高を卒業し、大学在学中、途上国で井戸を掘る青年の活動をテレビ番組で知り感銘を受けたそうです。ポル・ポト政権下で難民が大勢いたカンボジアに興味を持ち、青年海外協力隊に応募しようとしましたが、家族に反対されてしまいます。しかし、志を持ち続けて日航を45歳で退職し、2009年に現地へ渡りました。 それから8年。当初は井戸水もまともにありませんでしたが、今では子どもたちの自立を目指せる環境になったそうです。カンボジアの地で踏ん張って生きている日本人女性の話、聞いてみませんか。 岩田さんの動画はこちら
講演会では、岩田さんが子どもたちの現状について報告。終了後には懇親会(別途会費3千円)もあります。 お申し込み 氏名、連絡先を記入の上、メールで。iwatashien@yahoo.co.jp お問い合わせ 080-1795-5467(担当・高崎さん)。