ひさしぶりだニャ。おれは、誰あろう、サニだ。 ちゃんと生きてるからニャ。だいぶ更新をサボったが。 福岡出身で今は東京都民の方から、「おかゆネコ」という漫画が面白いと教えてもらったので、買ってもらって読んでみた。ほんとに面白いぞ。
主役のツブ登場の場面。「しゃべり病」という奇病にかかったので、フツーに人間の言葉を話し、知能も人間並みになってるらしい。おれみたく「猫語」じゃニャイ。
描いてるのは、吉田戦車。おれの家にも彼の漫画は、「伝染(うつ)るんです」他、いっぱいある。飼い主の友人たちも高校生の時にやってきては読んで、ククククと笑ってたぞ。
ツブ君の名前の由来は、ごはんつぶらしい。お米を大切にしない最近の風潮に一石を投じてるのかニャ。先日お見せしたように、おれの家でもお米を作ってるから、共感できるぞ。
両親が長期海外旅行に出かけてしまい、ツブを預かることになった独身青年・八郎のために、そのツブがさまざまなおかゆを作って食べさせるという、シュールなお話ですニャ。吉田戦車ワールド炸裂だ。
おれは、平成そして21世紀生まれの猫なので、ごはんは食べニャイ。昔の猫さんたちは、かつお節ごはんとかをえさとして与えられていたときくがニャ。 かつお節は、かつお節としてそれだけ食べたほうがうまい。おかゆとかごはんは、人間がおいしくいただけば良し。 おっ、この花かつおは、そのうち読者さんの猫にプレゼントする予定だ。
おかゆネコ。うちには、まだ1巻しかないが、7巻まで出てるらしいからニャ。ぼちぼち読んでいくわ。しかし、そんなにおかゆネタあんのかニャ?
今にも死にそうな顔のおれ。外に出られずもがき苦しんでおるのじゃ。
またたびを与えて、おれの気をそらそうとする浅知恵の飼い主。
かくれたり、伸びたり、いろいろするが、しょせん部屋の中が活動範囲。
猫通りの白いやつ。
同じく猫通りの黒いやつ。大勢の仲間で暮らしておる。 やつらには、やつらの悩みがあるのか。強敵がしょっちゅうおどかしに来るとか。
その点、おれは呑気そのもの。キャットタワーは寝心地抜群。
じゃま者も来ないし、極楽極楽。
たまにさわりに来て、安眠を妨げるのは飼い主だけ。
最近は、天敵・茶色も来ない。ありがたいような物足りんようニャ。
長らく首輪をしていなかったおれだが、「外猫と区別する」という趣旨で青い首輪を買ってもらい、付けてもらった。「鈴があると、猫はストレスを感じる」と本に書いてあったので、鈴無しの静かなやつだ。ニンジャのように忍び寄るのには、好都合だ。
おれには、青が似合うという。
ゴロゴロしてたら、またたびが身体にくっついた。
飼い主のおなかでホークス対DeNAを見てたら、長過ぎて眠くなった。
こないだまであんな暑かったのに、毛布がいる季節になってしまったわい。
おれが見てニャイほうが、ホークスは勝つみたいだ。横浜に行っても、見ないようにしとくかニャ。 じゃあ、みなさん、急に寒いんで、風邪ひかんようにニャ。