あなたは知ってる?おせちを華やかに彩る赤い縁起物

11月も後半に入りました。そろそろ年末年始の準備が気になり始める時期ですよね。普段は縁起なんて気にしないという人でも、やっぱりお正月は縁起を担ぎたいという人も多いのでは?木の花ガルテンの「農家おもてなしおせち」は、その名のとおり、農家で出される伝統的なおもてなし料理がベース。大分大山町の素材を使った縁起物がたくさん詰められています。今回は、「農家おもてなしおせち」の中から、おせちに彩りを添える赤い縁起物に注目してみました。

出典:ファンファン福岡

ちょろぎって何?知ってるあなたはおせち通かも

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なんともかわいらしい響きを持つ食材「ちょろぎ」。皆さんはご存知でしたか?中国原産のシソ科の植物で、日本では江戸時代から栽培が始まったようです。地下茎を掘り起して食用にします。巻貝のような独特の形をしていて、名前も見た目もかなりの個性派。そんなちょろぎですが、漢字で「長老喜」という字をあてることがあります。こう書くと、とてもおめでたいですよね。縁起物としてお正月にいただくようになりました。このほかにも「千代老木」などの書き方もあるそうです。

脇役ながら「農家おもてなしおせち」に欠かせない長寿の縁起物

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木の花ガルテンの「農家おもてなしおせち」にも、毎年欠かさず入っている「ちょろぎ」。梅酢につけこんで、見た目も鮮やかな赤色。シャキシャキとした歯ごたえで、後を引くおいしさです。 実は、大山町では、ちょろぎは標高の高い限られた場所でしか栽培されていないそうです。しかも収穫時期は寒さが厳しくなる11月の終わりから12月。すべて手作業で手間ひまをかけながら収穫をしているそうです。栽培農家さんに感謝しながらいただきたいですね。

神事にも供されてきた古代米を使って

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次にご紹介するのは、大山町で収穫された古代米(赤米・黒米・緑米)を使ったおこわです。古代米とは稲の原種の特徴を残しているお米のこと。古くから神事に使われてきた縁起米です。赤米は、今私たちが食べている白米の祖先なんだそうです。おめでたい席に欠かせない赤飯は、もともとはこの赤米で作られたものだったと言われています。野生種ならではの丈夫さがあり、日照りや寒さにも耐えられるとのこと。私たちもその強い生命力にあやかりたいですね。 古代米は、白米に比べて現代人に不足しがちなミネラルやビタミンを多く含んでいます。最近では健康食品としても注目されていますね。赤米と黒米は抗酸化力を持つポリフェノールを多く含んでいます。緑米は、全国でも栽培量が少ない貴重なお米。貧血予防にいいと言われるクロロフィル色素を含んでいます。 日本人の生活と切っても切り離せないお米。一年の始まりは、縁起のいい古代米で迎えてみてはいかがでしょう。

毎年10月には古代米の刈り取り体験も

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古代米が栽培されているのが、大山町にある「木の花ガルテン五馬媛の里(いつまひめのさと)」です。農村と都市の交流の場づくりというコンセプトで、10年の歳月をかけて開墾したテーマパークです。81,000坪もある敷地には、どこか懐かしさを覚える里山の風景が広がります。 毎年10月には、この五馬媛の里で栽培されている古代米の収穫祭が開かれています。稲刈りの体験ができる人気イベントなんですよ。残念ながら今年は終了してしまいましたが、ぜひ来年にチャレンジしてみては?おせち料理には、自然の恵みや収穫に感謝するという意味も込められているそうです。収穫を実際に体験することで、毎年食べているおせちも今まで以上に深く味わえるのではないでしょうか。   古来より脈々と受け継がれてきた縁起物をいただくという風習。次世代にも伝えたいですね。

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「農家おもてなしおせち」ご注文と詳細はこちら。 http://ooyama-osechi.shop-pro.jp/

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