【子育てハプニング】預かった子が豹変! モンスターキッズだった話

私たち家族は地方に住んでいますが、そのエリアは近所付き合いが盛んで、子育て世代も多いことから、近所の皆でお互い助け合って子育てをしようという雰囲気があります。都会から引っ越した当初は慣れませんでしたが、少しずつ近所に知り合いも出来てきました。

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初めての預かり

 近所の家族のうち、ママが私と同じ年齢のAちゃん(3歳、女の子)家族から、夫婦共に用事があり、平日に留守をする必要が出来たため、帰宅する夕方まで預かって欲しいとお願いをされました。

 幼稚園のお迎えの時に、3歳の息子と一緒に連れて行けばいいし、息子とも遊んで欲しいと思い、預かることとしました。1度目は、息子とも仲良く遊んでくれて、何も問題ありませんでしたが…。

2回目の預かりでまさかの豹変

写真AC

 共働きのAちゃんの両親は、それぞれ忙しそうなので、
 「何かあればまた言ってね」と伝えたところ、今度は夜まで預かって欲しいとお願いされました。
 「もちろんだよ」と即答したところ、Aちゃんの両親はすごく安心した反応でした。

 前回と同様、幼稚園の時に一緒にお迎えし、わが家で
 「たくさん遊んで夜ご飯もうちで食べようね」と連れて行きました。

 着くや否や、態度が豹変… 自分のバッグの中身(お着替えや水筒、お弁当箱から靴まで)を全部ぶちまけました。その片付けがやっと終わったと思った頃、わが子が車やブロックのおもちゃで遊ぼうとすると、
 「私は女の子だからそんなのやだ」と、息子の遊びを全部邪魔して、おもちゃを倒して、Aちゃんは泣き叫ぶ始末。息子は、体験したことのない状況に、部屋の端に逃げて静かにしていました。

 おやつにも一口も付けず、お漏らしもしてしまい、気がついたらあっという間に夕食の時間。
 夕食はテーブルに座ってくれたと思ったものの、お味噌汁をこぼし、おかずも一口も口を付けませんでした。Aちゃんが好きなメニューはハンバーグと聞いて作ったのに
 「こんな美味しくないの、食べたくない」という言葉は、心に突き刺さりました。

預かる先でいつもトラブルを起こしていた

写真AC

 もちろん、小さい子どもですし、わが家に来たのも2回目なので、両親がいなくて、緊張しているんだろうと理解しました。
 「大丈夫よ、ママとパパもうすぐ来るからね」と声をかけ、なんとか鎮めようとしましたが、そのまま両親が来るまで、泣き続けたり、ティッシュ箱から紙を全て出して散らかしたりと、暴れ放題でした。

 迎えに来たママには、ストレートに伝えるわけにもいかず
 「だいぶ緊張してたみたいで泣いちゃってたよ」とだけ伝えました。

 後日びっくりしたのは、Aちゃんは、後日幼稚園の先生に、私のことを優しくない、と伝えていたそうです。その話を聞いた他のご近所さんから
 「実はうちでも最近預かったことがあるんだけど、Aちゃんは1回目から大暴れして、手がつけられない状況になったの。2回目はさらに酷い状況だったから、それ以来うちで預かるのはやめたの」という話を聞きました。

 わが家の場合は、2回目までは全然分からなかったけれど、モンスターキッズを預かってしまったのでした。それ以来、Aちゃんを預かるのはやめました。Aちゃんがそういう問題があることは、誰もストレートに伝えていないようですが、どうやらAちゃんの両親は、自治体が提供している、有料の預かりサービスを利用することにしたみたいです。

(ファンファン福岡公式ライター/Kojika)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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