【子どもと飛行機】長距離の国際線で「持っていてよかった」ものを実体験とともに紹介

子連れで長時間の国際線。旅行は楽しみだけれど、「うちの子、長時間の飛行機大丈夫かな?」と不安になるママが多いのではないでしょうか。毎年、ワンオペ旅行を含む子連れ旅をしてきた経験から「持って乗ってよかったアイテムたち」をご紹介します。

目次

飛行機旅一番困ることとは?

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 長時間の旅で一番困るのは、子どもが泣いたりぐずったりすること。周りにも迷惑をかけて、いたたまれない気持ちになるものです。

 海外に暮らすわが家、娘の初フライトは4カ月のとき。
 泣き続けたらどうしようと、とてもドキドキしました。幸いなことに、よく寝る子なので助かりましたが、ドッと疲れたのを覚えています。

 動き回る2〜3歳くらいの頃が一番大変で、機内を追いかけ回したことも…。
 「もっと楽に子連れ飛行機旅を楽しみたい」という思いで色んなものを試してきました。そのなかで、「うちはこれ!」と思ったものをご紹介したいと思います。

持ち物はどう選ぶ?

 子どもと一緒の国際線の旅、同乗する子どもの人数と年齢によって必要なものは変わってきます。子どもの性格によっても機内の過ごし方に工夫がいるでしょう。一人娘がいるわが家では、次の2つのポイントに注意して持ち込み荷物を用意。

1. 飛行機旅ならではの特別感を楽しめる工夫
2. 飛行機でもリラックスできる「いつもグッズ」も持参

 それぞれ具体的にご説明しましょう。

(1)特別感を演出するもの

 飛行機の旅の「特別感」を演出するのは、子ども用キャリーケース。
 娘が大人と一緒に歩けるようになった4歳からは、小さなキャリーケースを自分で運ばせるようにしました。こうして旅の特別感を盛り上げます。

 「私についてきてね、連れて行ってあげるから!」と、娘はキャリーケースを引いて、空港のターミナル内を得意げに闊歩。もちろん、他のかたのご迷惑にならないよう、事前に「途中で急に止まらない」「まっすぐ歩く」などの指導をしました。

(2)「いつもグッズ」の持参

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 娘が運ぶキャリーケース、実は子どもグッズが格納されています。
 ケースの上には、赤ちゃんの頃から一緒に寝ている大きなぬいぐるみ。そしてケースの中には、機内で使用するおもちゃやブランケットが入っているのです。

 大きなぬいぐるみは、座席のアームレストに寄せかけて枕がわりに。キャンプ用の角形エアピローも持参して座席の高さ調節に使ったり、ぬいぐるみと共に窓際に置いて寝心地を調整するのに使ったりしました。

 大好きなキャラクターのブランケットは、旅行するときの「いつもの寝具」。子どもはマイブランケットだと安心して眠れるようです。

 そして、大切なのが「いつものおやつ」です。小さな子は「いつも慣れている食べ物でないと無理」という場合も。うちの娘も機内食をあまり食べず、おやつは必須。甘いものと塩味のもの両方を持っていきました。

 逆に大失敗だったものは「ミニカー」です。コロコロ転がって5台あったミニカーがわずか1時間で全て行方不明。最後まで発見できませんでした。

親が助かるもの

 幼児連れの空の旅、一番疲れるのは親のほう。「親が助かるグッズ」を持って行くことも重要です。私の場合は、エコバッグや折りたたみボストンなどは必須アイテム。

 飛行中に必要なものはエコバッグに入れて足元に。到着したら、座席周りの私物をボストンバッグに一気に入れてすぐに準備完了。余裕を持って子どもと過ごせます。また、万一を考え子どもと親の着替えも必ず持ち込み手荷物に。

飛行機旅を乗り切る小さなコツ

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 最後に、長時間の飛行機旅を乗り切る小さなコツをご紹介します。

1. 子どもを疲れさせてから搭乗
2. 柔らか素材の服を着せる
3. 子どもの居心地の良さを確保

 まず、搭乗前に思い切り遊ばせること。機内で疲れて寝てくれることが多くなります。つぎに、機内の服装は、綿の柔らかな素材で体を締め付けない服。ジャージー素材がぴったりです。
 さらに、子どもの「居心地の良さ」の確保も重要。ぬいぐるみも、ブランケットも子どもの安心アイテム。大人は旅行に非日常を求めますが、子どもは「いつもと同じ」であることで安心できるようです。

 大人にとっても我慢が強いられる長時間の国際線旅。「わが家のベストアイテム」を揃えて快適に子どもと一緒の旅を楽しみたいものですよね。

(ファンファン福岡公式ライター/吉野まのん)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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