家庭によって夫婦のお財布事情は違うと思います。わが家は妊娠が分かったタイミングで仕事を辞めたので、生活費や貯金はすべて夫の給料からになりました。子どもの可愛さに買い過ぎてしまい、ある日夫から話があると切り出されて…。
妊娠がきっかけで退職
結婚したときは2人とも正社員として仕事をしていたので生活費はお互いが適当に支払いをしていました。例えば家賃や光熱費など口座から引き落としされるものは夫。それ以外の食費やガソリン代は私など。
夫の方が多く生活費を支払ってくれている感じでしたが、たぶん年収は夫の方が高いので夫も気にしてない様子。とくに気にせず過ごしていたのですが、妊娠が発覚。悪阻も酷く妊娠初期は切迫流産だった私は不安から仕事を辞めてしまいました。
このタイミングで生活費はすべて夫の給料から出してもらうことに。
子ども可愛い! 服も可愛い
妊娠中は子どもが産まれると生活費が増えると思い、節約生活を心掛けていました。できるだけ自炊をして外食もできるだけしない。どうしても欲しい高い服や美容代は自分の貯金から出すようにしていました。
ついに息子が産まれ慌ただしい日々を過ごしていました。子どもの成長はとても早く、50~60cmだった服が80cm、90cmとどんどん大きくなります。わが子は可愛いすぎるし、男の子の服も小さいときは可愛いものが多く、わが子に着せたい願望からたくさん買っていました。
とくにミキハウスの服にはまってしまい、シーズンごとにミキハウスの服を買っていました。夫からも笑顔で
「可愛いやん!」と言ってくれていたのでなにも気にしていませんでした。
そんなある日、夫から
「ちょっと相談がある」と深刻な様子。
「なに~?」と能天気な私。カード明細を見せられて
「これは使いすぎではないのか?」と…。明細をみたら40万円以上使用した履歴がありました。
もちろんこの中には食費や日用品などの使用分も入っていますが、確かに使いすぎ…。夫から
「これから服やおもちゃが本当に必要かどうか確認する。1人で買いにいくのは禁止」と宣告されてしまいました。
節約家の夫
「ちょっと待って。そんなの不便すぎるわ。これから気を付けるから」と焦ってお願いしました。ですが、夫は
「服やおもちゃだけではなくてネットでも買い過ぎだから食費や日用品以外は何を買うか、なぜ必要か説明して」
元々、夫は節約家で私は物欲願望が強く金銭感覚がズレている2人。服以外にも息子が欲しがるおもちゃや、子ども食器、本、靴など必要以上に買っていました。
私のお願いはむなしく、食費と日用品以外は申告して許可がでなければ買えなくなってしまいました。 「無駄遣いが減ったら、また見直そう」ということで話は終了。
欲しいものがあれば夫に交渉
それからは服のサイズが変わるまで新しい服は買うことは許されず、大好きなミキハウスはシーズンに1着だけ。全身揃えることができないので買うのを辞めてしまいました。その後も
「この絵本を買いたい」と夫と交渉。
「なんでこの絵本がいいの」夫はどんな交渉をしてくるか楽しんでいる様子です。
「息子も1歳半過ぎて、少し長い絵本を読んであげたい」と説明。夫は
「たしかに。買って良いよ」と笑顔で買う許可をくれました。
その後も頻度は減りましたが服や靴、水着など息子のものを買うときは比較的、許可がでやすく買うことができました。ただ、自分のものの交渉はなかなか許可がおりません。
「ブーツが欲しい」とお願いしても
「子ども小さいのにヒールあるものは履けないよ。もう少し子どもが大きくなってからにしたら」と納得のいく説明をされる。
「ボロボロだから新しいスマホケースがほしい」と説明すれば
「良いよ」と言ってくれたので、どれにしようかなとルンルンでネットで探していたら
「スマホケースなんて100均で十分やろ」と夫。
スマホケースや手帳など100均で買えるものはすべて100均になりました。
自分の無駄遣いが悪いので仕方ないですが、子どもが大きくなったら仕事をして自分のお小遣いは自分で稼げるように毎日どんな仕事があるか仕事検索しています。早く稼げる日が来ますように…!
(ファンファン福岡公式ライター / ししへび)