【韓国・済州島】今村敦子が食べる、遊ぶ、謳歌する!大満喫のチェジュ旅をリポート!!

福岡から気軽にアクセスできる、“韓国のハワイ”ことチェジュ島。韓国の人気ドラマでもたびたび登場することから、見たこと・聞いたことがある人も多いのでは?  韓国で最も大きな島であるチェジュ島は、約180万年前の火山活動によって形成された島で、大自然に囲まれた美しいリゾートアイランド!  近年は観光にぴったりのおしゃれなカフェや博物館などが続々と登場し、島全体が発展を遂げています。

そんな要注目のチェジュ島を、タレント兼パーソナリティの今村敦子さんが大満喫!  名物グルメ、大自然、伝統文化、アート、ホテルステイ、ショッピングなど、チェジュ島の魅力をたっぷりと紹介します♪

目次

アクセス|福岡からサクッと韓国・チェジュ島へ!

 福岡からチェジュ島へのアクセスは、釜山を経由して行くのが一番スムーズ。福岡〜釜山〜チェジュの各区間の飛行時間は約1時間と、国内移動感覚で気軽に訪れることができるんですよ! 

 今回、今村敦子さん(写真右)と一緒に旅を楽しむのは、ウォーキング講師として活躍する山﨑美歩呼さん(写真左)。公私共に仲良しの2人が島をぐるっと回り、チェジュ島の伝統文化からトレンドまでさまざまな魅力を体験します♪

島の守神として親しまれている石像「トルハルバン」と一緒にパシャリ♪

グルメ|チェジュ発の人気クラフトビールを堪能! 『済州ビール工場』へ

 韓国のクラフトビール市場でトップクラスの人気を誇る、チェジュ生まれのクラフトビール『JEJU BEER(チェジュビール)』。同社のビール工場では醸造見学ができ、原料や品質へのこだわりを知ることができます。

 併設のブルワリーパブではテイスティングを楽しめ、クラフトビール4種類飲み比べセットが人気! 缶ではなくサーバーから注がれるフレッシュな味わいは、“一飲の価値あり”です!

 看板商品「ウィートエール」はチェジュ島産のみかんの皮を使用し、さっぱりとした香りと味わい。爽やかな柑橘の風味がからだにスゥ〜ッとしみ渡ります。

 醸造タンクを眺めながらクラフトビールを味わったり、工場限定のフレーバーを試してみたりと、ビール好きにはたまらない空間! お気に入りのビールやおつまみ、オリジナルグッズをお土産に購入できるので、クラフトビールのパイオニアが手がける革新的味わいをぜひ堪能してください。

済州ビール ビール工場
제주맥주 양조장 / JEJU BEER BREWERY
住所:済州特別自治道 済州市 翰林邑 金陵農工キル 62-11
Instagram:@jejubeerjapan.official

自然|あのロケ地にも選ばれた『幻想の森』でエネルギーチャージ

 15,000坪の広さを誇る、『幻想の森・コッチャワル公園』を訪問。コッチャワルとは、溶岩の噴出によってできたチェジュ島の玄武岩と、その岩場に息づく植物が織りなす原生林のこと。

  自然のありのままの姿を生かしてつくられた散策路には、森の神秘的な魅力を感じられるポイントがあちらこちらに。台風でなぎ倒された樹木にも苔や新芽が芽吹き、緑の生命力にハッとさせられます。

 島のほとんどが玄武岩で覆われている、火山島ならではダイナミックな地層も見られます。しっとりとした清々しい空気に包まれ、深呼吸するたびに心が洗われる気分に…。

 園内には、BTSのアルバム写真に使われた撮影スポットがあり、ファンの聖地になっているとか! 今村さんと山﨑さんもBTSメンバーと同じポーズで記念撮影♪

 歩き疲れたら園内の足湯セラピーでリフレッシュ。森に自生するハーブをブレンドした入浴剤のおかげで、足の指先までポカポカ! ハーブティーを飲みながら足湯でくつろぎのひとときを。

幻想の森・コッチャワル公園
환상숲 곶자왈공원 / Hwansang Forest
住所:済州特別自治道 済州市 翰京面 緑茶盆栽路 594-1
Instagram:@hwansang_forest

グルメ|『済州 豚魚吉』で旨味凝縮の熟成黒豚をたっぷり堪能!

 チェジュ島の名物グルメといえば、黒豚は外せません! 今回は数ある黒豚専門店の中でも、「最高の黒豚、最高の食材、最高の味」を掲げる人気店『済州 豚魚吉(トノギル)』へやってきました。

 こちらでは黒豚を21日間低温熟成し、ハルラボン(チェジュの特産物であるミカン)の皮を使った燻製で仕上げるという、こだわりの熟成黒豚を提供しています。

 卓上に運ばれた熟成黒豚セットの蓋をあけると、燻製の煙がふわっ…! 分厚くカットされたサムギョプサル(腹肉、首肉)、肩ロース、黒豚の皮などの豪勢な盛り合わせに思わず釘付け!

 焼き加減を見ながらスタッフが丁寧にもてなしてくれるのも嬉しいポイント。卓上に薬味やタレがたくさん並んでいますが、まずは塩やわさびでシンプルに黒豚の旨味を味わってみて。

 黒豚に熟成キムチの蒸し煮とエゴマの葉を巻いて食べると、さらにマシッソヨ! エゴマの葉はおかわり自由なので、ガーリックライスやスズメダイの塩辛、ネギキムチ、大根のキムチサラダなど、いろいろな副菜を添えながら味のカスタマイズを楽しみましょう♪

済州 豚魚吉(トノギル)
제주 돈어길 / JEJU DONEOGIL
住所:済州特別自治道 西帰浦市 大正邑中山間西路 2274 C棟1階
Instagram:@jeju_doneogil

ホテル|贅沢ヴィラにステイ!『アンバー ピュア ヒル ホテルズ&リゾーツ チェジュ』

 ユネスコ世界自然遺産に登録されている漢拏山(ハルラサン)の麓に建つ、高級リゾートホテル『Amber Pure Hill Hotels & Resorts(アンバー ピュア ヒル ホテルズ&リゾーツ チェジュ)』。ロビーやレストランを構える建物から一歩離れた場所に、「HILL」「FOREST」と呼ばれる宿泊ヴィラが点在しています。カートで移動するほど敷地が広いのです…!

 茅葺き屋根が印象的な「FOREST」の客室は、チェジュ島の自然と伝統を現代風に再解釈したモダンな空間。玄関の扉を開けた瞬間、カーテンが自動で開き、視界の先に庭の景色が広がるというサプライズ演出付き!

 インテリアやアメニティも有名ブランドでまとめられ、バスタブの他に露天風呂もあり、自然の中に溶け込むような落ち着いた時間を過ごせます。

 朝は専用のガーデンテラスで過ごしたり、朝風呂を楽しんだり、1日の始まりを心地よく迎えられます。そして、ホテルで楽しみなモーニングビュッフェへGO!

 5つ星の腕前を持つシェフが、韓国の家庭料理と世界各国の料理でもてなしてくれます。チェジュの新鮮な食材を使用し、1品1品が繊細な味わいでおいしく、全料理を制覇したくなるラインナップ。

 リゾート内には自然豊かな芝生広場やアートギャラリーもあるので、チェックアウトまで散策を楽しんでみてはいかが? インフィニティプールが魅力の「ピュアスカイプール」も宿泊者に人気ですよ♪

 チェジュ島のみずみずしい自然と柔らかな光に包まれ、自然と笑みがこぼれる雰囲気。のんびりとリラックスしながら上質なホテルステイを満喫したい人におすすめです!

アンバー ピュア ヒル ホテルズ&リゾーツ チェジュ
엠버퓨어힐 호텔앤리조트 / Amber Pure Hill Hotels & Resorts
住所:済州特別自治道 済州市 2671-30, 1100-ro
Instagram:@amber_purehill_jeju

カフェ|限定商品が人気の『STARBUCKS COFFEE THE 済州松堂パーク R店』

 旅先では必ず、STARBUCKS COFFEEの限定アイテムを購入し、コレクションを増やしているという今村さん。チェジュ島には韓国最大規模の店舗があり、限定グッズ・メニューも充実しているので、わざわざ足を運ぶ人も多いとか。また「THE」が付く店舗は特化店舗といって韓国内に5カ所しかなく、地域の色を生かした特化メニューを盛り込んだ特別な店舗なんです。建物も庭園も迫力のスケールで、入る前からワクワクが止まらない…!

 チェジュ島の玄武岩を素材に用いた店舗限定タンブラーやマグカップ、チェジュデザインのぬいぐるみ、文具、カトラリーなど、“ここだけ”のアイテムが勢揃い!

 地元産の抹茶を使った抹茶ラテ、特産品のハルラボン(ミカン)と八朔のフローズンドリンク、特製のストロベリーラテ、島の柑橘を使ったブラックティー。すべて店舗限定のメニューです♪

 美しい庭園を眺めながら休憩でき、四季折々の植物を愛でながら散策できるのも同店ならではの魅力。チェジュの自然を活かした店舗づくりにも注目してくださいね。

STARBUCKS COFFEE THE 済州松堂(チェジュ・ソンダン)パーク R店
스타벅스 더제주송당파크R / Starbucks Reserve Jeju Songdang Park
住所:済州特別自治道 済州市 旧左邑 松堂里 2635-3
Instagram:@starbuckskorea

アート&自然|癒し効果、絶大! 大人も楽しい『済州スヌーピーガーデン』

 島の北東部に位置する『済州スヌーピーガーデン』は、子供から大人までみんなが楽しめるテーマパーク。体験型の展示作品や施設が充実し、1日中楽しめるほど見ごたえたっぷり!

 展示は「Relationship(関係性)」「Daily Life(日常)」「Relaxation(寛ぎ)」「Happiness(幸せ)」「Dream(夢)」の5つのテーマで構成され、さまざまな展示やアトラクションを通じてスヌーピーの世界に触れられます。

 キャラクターたちの愛らしい表情だけでなく、人生観につながる名言の数々も胸をジ〜ンと響かせるはず…!

 野外ガーデンにはかわいいカフェもありますよ。スヌーピーのインテリアで飾られた空間とカフェメニューは、カメラのシャッターが止まらなくなるほどキュート!

 ガーデンの散策路にも、フォトスポットがいっぱい! 実はここもBTSファンの巡礼地となっていて、メンバーがプライベートで訪れたことが話題になり、同じ場所で同じポーズをして写真におさめるのがファンのお決まりになっています。

済州スヌーピーガーデン
제주 스누피가든 / SNOOPY GARDEN
住所:済州特別自治道 済州市 旧左邑 松堂里 2303-3
Instagram:@snoopygardenkorea

グルメ|テレビ番組にも登場、『カシアバンククス』の絶品コギグクス

 チェジュ島名物の「コギグクス」を知っていますか? コギグクスとは、黒豚肉を使った豚骨スープに中太の素麺を入れた郷土料理で、黒豚の茹で肉がのっているのも特徴です。日本の豚骨ラーメンよりもあっさりとした味わいで、脂っぽくないので女性も食べやすいと評判だとか。

 写真手前がコギグクス、写真左上の汁なし麺はビビンククス、写真右上はイワシのスープのククス。
 今村さんたちが訪れたのは、韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」にも登場した地元の人気ククス専門店『カシアバンククス』。

 「クセがなくてあっさりしておいしい! キムチをまぜて味変させるのも楽しいですね」と2人ともご満悦。

 甘辛テイストのビビンククスも、辛さと旨味が調和してヤミツキになっちゃいます。黒豚が惜しみなく盛られて、男性も大満足のボリュームです!

カシアバンククス
가시아방국수
住所:済州特別自治道 西帰浦市 城山邑 古城里 528-2

アート|大迫力のメディアアートにダイブ!『光のバンカー』で芸術の秋を満喫

 アート界で話題のメディアアート施設『光のバンカー』にやってきました!
 ここはもともと国家基幹の通信施設として使われていたバンカー(軍事建造物)を、韓国唯一の没入型メディアアート施設として再生させたアートギャラリーです。

 ゲートを通りギャラリーの扉をあけると、一変して真っ暗な空間に…! そんな暗闇を美しいアートで染めるように、壁と床一面に映し出される絵画の数々。現在は「シャガール、パリからニューヨークまで」の展示が行われ、光と音楽を用いて画家のマルク・シャガールの作品をダイナミックに紹介しています。

 シャガールの独創的な世界観とクラシック音楽が重なり、眺めていると絵画の中に入り込んだ感覚に。35分の上映時間があっという間に感じられるほど、まさに“没入型”のエキシビションです。

 また韓国の作家、イ・ワルジョンが描くチェジュ島の風景と人生の喜怒哀楽を表現した作品も上映中。ゆるやかなタッチで描かれた絵画から、チェジュ島の新しい魅力を見つけられるかも!

光のバンカー
빛의 벙커 / Bunker de Lumières
住所:済州特別自治道 西帰浦市 城山邑 古城里 2039-22
Instagram:@bunkerdelumieres

【光のバンカー シャガール、パリからニューヨークまで】
Creative Director: Gianfranco Iannuzzi
Graphic & Animation Design: Spectre Lab Music Supervision and Mix: Start-Rec
Production: Culturespaces STUDIO:registered:
※開催期間:2025年2月21日(金)まで

自然|チェジュきってのパワースポット、『城山日出峰』をトレッキング

 ウォーキング講師を務める山﨑さんに続いて、凛とした姿で「済州オルレ」(チェジュ島のトレッキングコース)を歩く今村さん。背後に見える大きな岩山は『城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)』です! 

 城山日出峰はチェジュ島の世界自然遺産の一部であり、島を代表する景勝地の一つ。山頂まではハイキングコースが整備されていて、見晴らしの良い展望台も広がっています。世界が絶賛した美しいパノラマの絶景を拝みに、早速トレッキングに挑戦しましょう!

 城山日出峰は約10万年前の海底噴火によって生まれた水性火山体です。高さ182m、周囲1.5kmの大きさで、麓から頂上を見上げると道のりが果てしなく感じられますが、片道20〜30分ほどで登れるので“良い運動レベル”といったところ。

 ひたすら階段を登り、上へ、上へ。途中に設けられた展望デッキからはチェジュの街並みを一望でき、開放感と爽快感が疲れを忘れさせてくれます。「もうちょっと」「あとちょっと」を繰り返して、ついに頂上へ…!

 城山日出峰は王冠のような形をして内側が窪んでいるのですが、そこにうっそうとした草原が広がっています。緑と青のコントラストが美しく、自然の営みによって生まれた絶景を360度見渡せます。

 帰りは行きと違うルートを歩くので、往路とは違った景色が待っています。気候が穏やかな秋は気持ちいい風が吹いて、爽快なトレッキングを楽しめますよ♪

城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)
성산일출봉 / Seongsan Ilchulbong
住所:済州特別自治道 西帰浦市 城山邑 城山里 114一帯

体験|チェジュ島の伝統工芸品、藍染め文化に触れよう!

 チェジュ島には古くから藍染め・柿渋染めの伝統文化が根付き、現在も市場や商店で藍染めのファッション小物が並んでいます。サラッとした肌触りで暑い日もベトつかず、人にも自然にもやさしい生地とあって、時代を超えて多くの人に愛されているのです。

 そんなチェジュ伝統の藍染めを体験しに、染色工房『カムッチョカチ・セギピヌンジ』へお邪魔しました。

 こちらでは藍染めの原料から育てているそうで、色の表現にこだわりながら一つひとつ丁寧に染め上げ、次世代に伝統の染色文化を伝える取り組みも行っています。

 「白には200色ある」というように、ブルーもさまざまな表情を持ち、染料につけ込む時間や空気の触れ具合などで色味が変わるのが面白いところ。

 先生に教わりながら藍染めに挑戦! まずは、藍の葉を熟成発酵してつくられた天然染料に生地をゆっくりと浸します。

 染料につけた後は生地を広げて空気に触れさせ、酸化させることで色を出していきます。山﨑さんの花柄もよく出ていますね!

 グラデーション染めに挑戦した今村さん。完成したスカーフが今日のファッションにぴったり! 「想像以上に普段使いしやすくていいですね! シワを気にせず使える手軽さも魅力的」と大満足。チェジュ島に来たら、ぜひ藍染めや柿渋染めのアイテムをチェックしてみてください。

グルメ|『珊瑚アワビ』で絶品ディナー。新鮮なアワビに感動!

 海の幸に恵まれたチェジュ島では、高級食材のアワビ料理も観光客のお目当ての一つ。そこで、新鮮なアワビが自慢の『珊瑚アワビ(サンホ・チョンボク)』で、いろんな味わい方を楽しんでみましょう!

 店内にはアワビ専用の生簀があり、そこから生きたアワビを取り出して、食感と味わいが生きた絶品料理を提供しています。

 まずは、アワビの刺身から! 肝がついているのは新鮮な証拠です。ゴマ油、酢コチュジャン、わさびしょうゆの中からお好みでどうぞ。

 弾力のあるコリコリとした食感がクセになり、お箸がとまりません〜! ちなみに、韓国では刺身を酢コチュジャンで食べるのが一般的だそうです。

 次はバター焼き。香ばしい香りと磯の香りのハーモニー、そして肉厚アワビの甘味と旨味が口の中に広がります。

 箸休めにチャプチェやキムチ、ウニ入りのワカメスープをいただきながら、〆にアワビ粥とアワビの炊き込みご飯をいただきます。生で、煮て、焼いて、炊いて… といろいろな素材と調理法で新鮮なアワビを堪能する、豪華なディナータイム。舌の肥えた大人たちを唸らせる料理が続々と登場し、しばらく余韻に浸るほど忘れられない夜となりました。

珊瑚アワビ(サンホ・チョンボク)
제주도 산호전복 / Sanho Jeonbok
住所:済州特別自治道 済州市 三徒2洞 1206
Instagram:@jejusano

ホテル|これぞ大人の贅沢、『グランド ハイアット 済州』にアーバンステイ

 済州市中心部を拠点に観光するなら、好立地でアクセス抜群、さらに贅沢気分に浸れる『グランド ハイアット 済州』がおすすめ。『済州ドリームタワー』の一部をなすホテルで、38階建てのツインタワーはチェジュ島で最も高い建物とあって街のランドマークになっています。

 1,600室のスイートと客室を備え、広さは65㎡〜とゆとりある空間。モダンな韓国アートを設え、コンテンポラリーをミックスさせたラグジュアリーなインテリアが寛ぎを与えてくれます。

 大きな窓からは市街地を見下ろせ、漢拏山(ハルラサン)や海などチェジュ島らしい絶景も望めます。夜は煌めく夜景を、朝や昼間は都会の景色を“独り占め”できるなんて贅沢…!!

 日の出を眺めながら、ソファに座って優雅にモーニングコーヒー。高層階ならではの至福の時間です。お腹が空いたら、お待ち兼ねのモーニングビュッフェに行きましょう!

 ラスベガススタイルのビュッフェを提供する『グランドキッチン』では、7つのショーキッチン(オープンキッチン)を構え、高級ビーフリブアイやロブスターなどをその場で調理してくれます。とにかく広くて、料理の種類が多く、できたて・作りたてがズラリ!

 「自分至上最高のビュッフェを味わったかも」と喜びを噛み締める今村さんと山﨑さん。食後のデザートまで満喫しました♪

 館内には14のレストラン&バー、2つの高級スパ、8つのミーティングスペース、チェジュ島最大の屋外プールデッキがあり、ショッピングを楽しめるファッションモールも併設しています。

 今村さんたちがかわいいと大絶賛する、限定カラーのトルハルバンぬいぐるみはお土産におすすめですよ♪

グランド ハイアット 済州(チェジュ)
그랜드 하얏트 제주 / Grand Hyatt Jeju
住所 済州特別自治道 済州市 老連路 12
Instagram:@grandhyattjeju

グルメ|チェジュの台所『東門市場』で、地元の食文化を体感しよう♪

 地元の人々が集まり、済州市の台所と言われる『東門市場(トンムン・シジャン)』。近年は観光客の姿も多く見られ、新鮮なフルーツをその場で味わったり、加工品をお土産にしたり、地元の食文化を気軽に体験できることから人気の観光スポットになっています。

 海産物や野菜などの生鮮食品店がずらりと軒を連ねるアーケード市場。歩きながらいろいろな発見を楽しめるので、長時間いても飽きることなく散策できます。

 チェジュ島の特産物の一つの太刀魚は、間近で見ると実にビッグサイズ! 今回は行けませんでしたが、島には太刀魚料理を看板にしたお店がたくさんあるんですよ。

 ハルラポンのジュースがおいしいお店でお買い物。その場で地元の食材を味わうのも、市場の醍醐味ですね。

 地元の人々が通う市場にどういう野菜が並び、どんな魚が揃っているかを観察したり、そこにいる人々の声に耳を傾けたり、市場の臨場感と地域の食文化に触れてみてください。

東門市場(トンムン・シジャン)
동문재래시장 / Dongmun Traditional Market
住所:済州特別自治道 済州市 二徒1洞 1436-7

ショッピング|お土産に!おしゃれなチェジュグッズが揃う『THE ISLANDER』

 おしゃれなコーヒーショップや雑貨ショップが点在する入り組んだストリートにある、スーベニアショップ『THE ISLANDER(ジ・アイランダー)』。チェジュ島の現代的なセンスが香り、ついついアレもコレも手に取りたくなる物欲を刺激するスポットです!

 オーナー夫妻がセレクトした素敵な雑貨が多数並び、中にはイラストレーターやデザイナー、若手ファーマーなどとコラボレーションしたオリジナル商品も!

 特に人気なのが、イラストレーターとコラボしたというチェジュ島の春夏秋冬を描いた犬のマグネット。溶岩石をモチーフにした歯磨き粉やキャンドル、石鹸もお土産に喜ばれる一品です。

 親日家のオーナー夫妻が笑顔で迎えてくれて、その穏やかな空気感にほっこり。お店の人とコミュニケーションを楽しむことで、選んだアイテムに愛着が湧き、旅の思い出がより鮮やかになりそうです。

 自分へのお土産に、そして大切な人へのギフト探しに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

THE ISLANDER(ジ・アイランダー)
더아일랜더
住所:済州特別自治道済州市観徳路4キル7
Instagram:@jeju_the_islander

グルメ|海女さんが獲った天然アワビを味わえる『スノギネ名家』

 ユネスコ無形文化遺産に登録されている、チェジュ島の海女文化。現在も現役の海女さんが海で活躍し、体を張って獲ってきた天然の海の幸は、チェジュ島自慢のとっておきのご馳走なのです。

 そんな地元の海女さんが営む海鮮料理店『スノギネ名家(ミョンガ)』は、島の人々が足繁く通う有名店。ランチタイムはすぐに満席になるので、スムーズに座れたらラッキー!

 海女さんが獲ったアワビやウニ、サザエなどを毎日仕入れ、新鮮な魚介のおいしさを提供。中でも「ムルフェ(海産物の水刺身)」がリピーターに大人気!

 アワビがたっぷり乗ったコチュジャンダレに、ウニ、タコ、イカ、ワカメやキュウリなどの野菜が入っているので、全体が混ざるようにスプーンで和えていただきます。

 ムルフェは店によって味付けが変わり、『スノギネ名家』のムルフェはさっぱりとした甘辛テイスト。具沢山のボリュームに隠し味のニンニクが効いて、食欲をかき立てます。

 甘鯛やサバの焼き魚も甘くておいしい! 日本人の舌に馴染む、ホッとする味わいです。

 海女さんが届けてくれる海の幸と、新鮮だからこそ味わえる郷土料理。チェジュ島に来たなら食べておきたい、“真のソウルフード”です!

スノギネ名家(ミョンガ)
순옥이네명가 / Sun Oak’s Myeongga
住所:済州特別自治道 済州市 道頭1洞 2615-5
Instagram:@soonok_jeju_dodu

自然|旅のクライマックスを飾る、絶景ビューの『道頭峰』

 チェジュ島の特徴として、漢拏山の噴火によってできた小火山体「オルム」が挙げられますが、島にはなんと360以上のオルムがあるんです。今村さんたちは旅の最後に、空港に近いオルムである『道頭峰(トドゥボン)』に立ち寄りました。

 ここは済州オルレのトレッキングコースの一部となっており、頂上の展望台までは徒歩10分もかからないので、サクッと観光できるのも魅力的。

 頂上までは海を眺めながら歩くことができ、真っ青な空と海にリフレッシュ♪

 頂上に到着すると北側に海、南側に空港を見渡せ、空が霞んでいなければ漢拏山も眺められます。大充実の旅を振り返り、遠目で空港を見ながら「帰りたくない〜」とチェジュ島への別れを惜しむ2人。

 最後にフォトスポットになっている場所でラストショット! 木陰の入り口がKISSESチョコレートの形に似ていることから、若い世代に人気の撮影地になっているそうです。

道頭峰(トドゥボン)
도두동/ Dodubong Peak
住所:済州特別自治道 済州市 道頭1洞山2

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今回初めてチェジュ島へ訪れた今村さん。大自然のアクティビティと高感度な街遊びを両方楽しめて、建物のスケール感にも圧倒されて、驚きと感動を全身で味わいました。
「1日楽しめそうな博物館がたくさんあるので、ゆっくりと1箇所を楽しむもよし、お買い物やグルメを満喫するもよし、雄大な自然に抱かれて癒されるもよし。この旅でチェジュ島の“今”を知ることができたので、次は4人くらいのグループでタクシーをチャーターして、あちこち回るのも楽しいかも!」
自然のパワーに元気をもらい、絶品の名物料理に酔いしれて、伝統文化と現地の人々の温かさに癒されて…。ソウルや釜山とは異なる魅力を体感できるチェジュ島。秋は絶好の観光シーズンなのでぜひチェックしてみてくださいね!

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チェジュの情報は以下リンクからチェック!

提供:済州特別自治道

著者情報

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