買ったばかりの水筒がない?! 保育園に取り違えを指摘すると、驚きの一言が…

長女が1歳の時に保育園で起きた出来事です。買ったばかりの水筒が水漏れするようになり、保育園で誰かの水筒と入れ違いになっていることに気が付きました。保育園の先生に確認してほしいと伝えると、驚きの言葉が返ってきたのです…!

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やっと入園できた保育園

写真AC

 長女が1歳を迎えると、私は仕事復帰のため保育園を探し始めました。
 いくつかの保育園に申し込みましたが、希望のところには入れず…。最終的に、まだ空きがあったA保育園に入園することに決めました。

 でも実は、入園する時から不信感を抱く出来事がありました。
 入園前の面談で、
 「4月1日から仕事復帰なので、慣らし保育は3月末からスタートさせてほしい」とお願いしたところ、
 担任の先生からは
 「3月末から入園希望ですね? わかりました」と返事をもらえました。

 しかし、入園直前になって園長先生から
 「3月末からの入園はできません」と言われたのです! ちゃんと確認を取っていたのに、どうして? という思いでした。

 「面談の時に了承を得ています」と伝えるも、園長先生は
 「できないのであれば、入園は厳しいですね」と、遠回しに退園を促す始末。

 仕事復帰まで時間もなかったので、A保育園に預けるしかなく、結局は仕事を調整してもらい、4月から入園することになりました。

買ったばかりの水筒が水漏れ?!

写真AC

 不信感を抱く出来事はまだ続きます。

 保育園用の水筒は、人気キャラクターが描かれているプラスチックの水筒を選びました。
 長女はこの水筒をとても気に入っていました。しかし入園から1カ月も経たないうちに、フタをしっかりしめても、傾けると中身が漏れる状態になってしまったのです。

 買ったばかりなのに… と思って水筒をよく見ると、表面の柄が何カ所も剥げていて、名前シールもなくなっています。

 これはもしかして長女の水筒ではなく、保育園で水筒が入れ違いになったのかもしれないと思い、次の日に担任の先生に相談することにしました。

 「水筒が入れ違いになっているようなので、確認してもらうことはできますか?」と伝えると、
 「そうなんですね! 同じ水筒を持っている子が何人かいるので、確認してみます」と、先生は優しく笑顔で言いました。

 「よかった。きっとすぐに戻ってくるだろう」と思っていましたが、その日の仕事帰り、保育園にお迎えに行くと先生から驚きの言葉が!

先生からまさかの一言

写真AC

 「子どもたちに確認したんですけど、みんな水筒は自分のだって言ってました!」と自信満々の笑顔で言うではありませんか。

 「え? 1歳の子どもたちに確認?」と思い、
 「でも、これは娘のものではないので、入れ違いになっていると思うのですが…」と言うも
 「子どもたちは、みんな自分のものだと言っているので!」と途端に不機嫌そうな顔になる先生。

 納得がいかず、次の日にもう一度聞いてみましたが、返答は変わりません。
 「みんな自分の水筒って言ってます」と強気な態度で一歩も譲らないのです。

 先生の対応には驚きましたが、入園当初から不信感を抱いていたこともあったので、これ以上は何もしてくれないと思い、諦めるしかありませんでした。

長女の水筒の行方は?

 結局、長女の水筒が戻ってくることはありませんでした。
 同じ水筒を持っている子が何人いたのかはわかりませんが、親ではなく子ども自身に確認したことに驚きました。幼い子どもたちが、自分の持ち物かどうかを正確に判断できるとは思えません。

 その後、運良く希望を出していた別の保育園に空きがでたので、すぐ転園することを決めました。最初に通ったA保育園は、2年後には閉園したそうです。

 実は転園先の保育園でも、傘の入れ違いがあったのですが、担任の先生に相談すると、1週間ほど時間をかけ、同じ傘を持っている子ども達の親に確認してくれました。そのおかげで、すぐに長女の傘は見つかりました。

 保育園や先生によって、持ち物の入れ違いがあった時の対応がこんなにも違うのかと驚きました。転園先の先生たちはみんな優しく、いい雰囲気の保育園で、現在小学生になった長女は卒園まで楽しく通うことができたことが救いです。

 人手不足などもあり、保育園の先生たちが忙しいことはわかっていますが、しっかりとした対応をしてほしかったと思う出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター / emu)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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