福岡県久留米市は筑後地域の商業の中心地でありながら豊かな自然も魅力です。福岡市内から車で約50分。筑後川の恵みに育まれた歴史と文化芸術が息づく街、久留米エリアで日帰り旅をしませんか。編集部注目のスポットを3編に分けて紹介します!
手間暇かけたグルテンフリーのカレーやスイーツ♪
「炭焼きお肉とスパイス みとなる」は、スパイスソムリエが監修する炭焼き肉とスパイスカレーのお店です。オープンは2024年3月。店名の「みとなる」には「提供するものが体をより良くし、“みとなる”ように」との意味が込められています。ロゴマークは実、茎、葉、枝を表しているそうです。
オーナーの原口雅典さんは、もともと和食のふぐ料理が専門でした。コロナ禍を機に、スパイスと和食の技を掛け合わせ、安心できる素材を使ったグルテンフリーの料理店を開店。
原口さんが毎日くんでくる湧き水が料理や飲み物に使用されています。ミネラル、マグネシウム、カルシウムを多く含んでいるそうです。水をはじめとした素材にこだわるのは、運営会社が保育園も経営していて、食育の観点も持ち合わせているからこそ。手間暇を惜しまない料理を提供します。
ランチの人気は「3種のあいがけカレーセット」(1,700円〜)。4種類から炭焼き肉を1つ選び、カレーは7種類から3つを選びます。カレーは季節によって変わるそうです。
この日は、炭焼きハラミ、博多和牛焦しキーマカレー、魚介のグリチリカレー、キングレッドカレーを選択し、ソーセージ(1本プラス450円)、半熟スパイス卵(プラス250円)を追加しました。エキゾチックな香り、色鮮やかに盛り付けられた一皿に引きつけられます。
印象的だったのはキングレッドカレー。まろやかな味わいの中にシャキシャキとした野菜のみずみずしさを感じました。レッドキャベツ、ニンジン、赤タマネギなどをペースト状にし、和だしとココナツミルクでのばしているそうです。 栄養素が高い玄米のターメリックライスがカレーとよくからみます。食べ進めるとじんわり発汗。しっかりスパイスの恩恵にあずかりました。
ランチのミニデザートはお店イチオシのバスクチーズケーキ4種類から、ドリンクは7種類から選べます。
バスクチーズケーキ(単品550円)は、黒胡麻、黒糖ジンジャー、抹茶、ブルーベリーの4種類。濃厚なテイストで滑らかな口当たり、香り高いのも特徴です。味わい深くてグルテンフリーなのがうれしいポイントです。さらに、カレーの辛みの残る口の中をマイルドにしてくれます。
四角形ホール(ジンジャー、黒胡麻、抹茶3,300円、ブルーベリー3,630円)、丸型ホール(ジンジャー、黒胡麻、抹茶3,630円、ブルーベリー4,400円)のテイクアウトが可能です。お土産や贈り物に喜ばれそうですね。
「みとなる焼きカレーパン」(350円)にも注目を。自社で1年ほどかけて開発したという生地はスパイスとラズベリーが練りこまれていて、もっちり。油で揚げるのではなく、焼き上げられています。中に入ったキーマカレーの辛みとラズベリーの甘酸っぱさが調和した逸品です。
お店は西鉄久留米駅から車で約5分。おしゃれな白いのれんがかかるビルの1、2階が店舗。
平日のランチタイムから多くのお客さんでにぎわう話題のお店です!
炭焼きお肉とスパイス みとなる
住所 福岡県久留米市螢川町5−11
電話 0942-64-8577
営業
ランチ11:00~15:00 (L.O.14:30)
カフェ15:00~17:00 (L.O. 16:30)
ディナー17:00~22:00 (L.O. 21:00)
※提携駐車場2カ所あり
日帰り旅(3)に続く↓↓↓