長女が3歳の頃、トイレトレーニング(トイトレ)を始めました。保育園でも家でも積極的にトイレに行っていた長女ですが、ある日トイレから叫び声が! 急いでトイレに向かうと、そこには衝撃の光景が広がっていたのです。
トイレトレーニングを始めた3歳の長女
娘が保育園の3歳児クラスに進級したことをきっかけに、紙おむつを卒業するためのトイレトレーニングを始めました。
もちろん最初からうまくいくわけはなく、おもらしをしているのに気付かずに遊び続けていたり、尿意を感じてもトイレに間に合わなかったりと、たくさんの失敗がありました。
でもたまに成功したときに
「トイレでおしっこできたよ!」と嬉しそうに報告してくれる長女を見て、私もとても嬉しくなりました。
焦らずにゆっくりと長女のペースで、トイレトレーニングができればいいなと考えていました。
トイレから悲鳴が?!
しかし事件が起きます。その日は土曜日で、仕事も保育園も休みだったため、自宅でのんびりと過ごしていました。
おもちゃで遊んでいた長女は
「トイレにいってくる」と言って立ち上がり、トイレに向かいました。私は「大丈夫かな? 間に合ったかな?」と思いながら、リビングで長女が戻ってくるのを待ちました。
すると、トイレから
「キャー! ママー!」と叫び声が聞こえてきたのです。
私はすぐにトイレへ向かいました。トイレの外から
「どうしたの?」と声を掛けると、長女がドアを開けてくれました。
なんとそこには、髪も顔も服もびしょ濡れで呆然と立ち尽くしている長女がいたのです。
「え? 何があったの?」と聞くと、長女は
「ここからお水がでてきた!」と、ウォシュレットを指差しました。
長女の行動にほっこり
どうやらウォシュレットのボタンを間違えて押してしまい、びっくりして立ち上がったことで全身に水を浴びてしまったようです…。
私が見たときには、ウォシュレットは止まっていたので、きっと必死に止めようといろんなボタンを押したんだと思います。
長女は状況を飲み込むことができず、驚いた表情のまま固まっていましたが、私は思わず笑ってしまいました。
トイレの壁にも水が飛んでいたので
「お掃除するから着替えておいで」と声を掛けました。ウォシュレットが何なのかをわかっていなかった長女は、
「なんでここから水が出てくるの?」と、とても不思議そうな顔をしていたのがかわいかったです。
トイレトレーニングは準備万端で臨もう!
元々ウォシュレットを使う習慣がなかったわが家。この一件があってから、ウォシュレットの電源は常にオフにするようになりました。
トイレで全身びしょ濡れになることがあるなんて考えたこともありませんでしたが、子どもは何をするかわからないなと再確認することができました。
少し落ち着いてから
「ここのボタンを押したら水が出てくるんだよ。押さなかった?」と長女に聞きましたが、
「わかんない」と答えていたので、やはり間違えて押してしまったのだと思います。
今は小学3年生になった長女は、今でもこの出来事を覚えており、外出中にトイレに行くときにはウォシュレットのボタンを押さないように気を付けているそうです!
(ファンファン福岡公式ライター / emu)