人気レストラン木の花ガルテン(本店:大分県日田市大山町)の「農家おもてなしおせち」。大山町の農家でずっと食べられてきた“もてなし料理”という一貫したコンセプトが多くの人から支持を受け、17年目を迎えました。「農家おもてなしおせちってどんなの?」という人のために、これまでいろんなメニューをピックアップしてきました。今回は今が旬のユズを使ったメニューを紹介します。
ほろ苦さを楽しむ「柚子の甘煮」
今がまさに旬のユズ。その爽やかな香りと酸味が味を一層引き立てる、料理の名脇役です。冬至にはユズ湯に入る習慣もありますよね。ユズ湯に入ると風邪をひかない、あるいは、香りで邪気を払うなどと伝えられています。寒くなってくる時期に鮮やかな黄色い実を結ぶユズを、縁起がいい果実として昔の人も重用したのかもしれませんね。
そんな日本人の生活に欠かせないユズは、大山町で暮らす農家にとっても、大切な食材でした。「農家おもてなしおせち」に入っている「柚子(ユズ)の甘煮」は、果汁を絞った後のユズの皮を甘く煮た郷土料理。お祭りなど、集落の人が集う時に、お茶請けとして親しまれてきたそうです。大事に育てた食材を余すところなく使うという「もったいない」精神が生んだ「柚子の甘煮」。黄金色の見た目も、お正月にぴったり。甘さの中に感じられるほろ苦さを楽しんでくださいね。
レストランの定番メニューをおせちに
もう一品、ピックアップしたいのが「煮玉子」。木の花ガルテンの定番メニューでもあります。テイクアウト用に店頭での販売も開始され、こちらも人気なんだそう。シンプルだけど味がしっかりとしみた煮玉子。何度でも食べたくなりますね。
幅広い世代に愛される、飽きの来ない素朴な味わい
木の花ガルテンのバイキングレストランは、いつも幅広い世代のお客さんでにぎわっています。その理由は、農家の家庭料理をベースにした素朴な味わいにあるのかもしれません。何度食べても飽きず、しばらく行かないと最近行ってないな~なんて思う、不思議な引力があるのです。
木の花ガルテンの味を家庭でも楽しみたい―そんな声から「農家おもてなしおせち」は始まりました。木の花ガルテンの料理をベースにしながら、新年を祝う家族団らんの場にふさわしい縁起物もバランスよく取り入れたおせち。販売を開始したところ、大きな反響を呼び、今回で17年目を迎えました。昨年初めておせちを注文したという人からは、こんな声が届いているそうですよ。
「私と、甘党の父、薄味の母では好みが違いますが、みんなが満足できる内容でした」
「今まで食べたおせちで一番おいしかったです。家族みんなに大好評でした。おせちは毎年こちらにお願いしようと話しています!」
料亭のおせちのような豪華さはないかもしれませんが、老若男女、誰からも愛されるおせちです。そして、毎年注文している常連さんからはこんな声が。
「少しずつ毎年入れ替えがあり、新しいのにしっかりお正月らしくて、大山町農協の腕の確かさを充分に感じ味わっています。」
「昔母がせっせと作ってくれたのを思い出し、懐かしくうれしいです。毎年楽しみで、親戚にも配送をお願いしています」
「農家おもてなしおせち」は、福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、熊本県、山口県(下関市・山口市・宇部市)に配送可能。年末年始に帰省できない人は、実家にプレゼントするのもいいですね。
送料無料! 作りたてをお届けします
吟味した素材を昔ながらの調理法で丁寧に作った「農家おもてなしおせち」。二段重(3~4人分)19,000円(税込)です。おせち1個の注文につき、大山町で収穫した古代米で作ったお餅5個がプレゼントされます。古代米は稲の原種の特徴を残していて、古くから神事に使われてきた縁起米。野生種ならではの丈夫さがあります。その強い生命力にあやかりたいですね。
「農家おもてなしおせち」は、作りたてが届けられます。冷凍ではありませんので、受け取りは、12月31日(火)のみ。送料無料の宅配もしくは、木の花ガルテンの店頭(大山本店、野間大池店)、あけのアクロスタウン1階センターコート受渡会場での受け取りとなります。店頭で受け取ると、大山町の産品がプレゼントされます。
注文は12月15日(日)までですが、数に限りがあるので、15日より前に完売する可能性も。早めの注文をおすすめします。
「農家おもてなしおせち」の注文と詳細は、下記の「木の花ガルテンウェブサイト」ボタンから。
提供:木の花ガルテン