ほのぼのと懐かしい「西島伊三雄カレンダー展」@天神・新天町のギャラリー風 12/8まで

 福岡市地下鉄駅のシンボルマークや博多の行事や郷愁をほのぼのと描いた「童画」で、たくさんの人々に愛され続けているグラフィックデザイナーで画家の故・西島伊三雄さん。西島さんが手がけた童画の原画を展示した「西島伊三雄カレンダー展」が12月8日(日)までギャラリー風(福岡市中央区)で開催中です。

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2025年カレンダーに使われた原画やポストカード

「七福神」 画像提供:アトリエ童画

 地下鉄駅や博多座のマーク、商店街の懸垂幕、どんたくや山笠が描かれた扇子、ラーメンやお菓子のパッケージ…。福岡で過ごしていたら、一度は西島伊三雄さんのデザインや童画を目にしたことがあるはず。博多生まれ、博多育ちで福岡市名誉市民でもある西島さんが描く童画には、人々の触れ合いや大切にしたい季節の行事など古き良き懐かしい情景が広がり、見る度にほのぼのと温かい気持ちになります。

「駄菓子屋」  画像提供:アトリエ童画

 今回の「西島伊三雄カレンダー展」は、西島さんの作品を管理し企画・販売を担う「アトリエ童画」主催。アトリエ童画2025年カレンダー「仲良し」に使用した童画の原画など、西島作品を紹介します。
 「今回は貼り絵がメインのカレンダー『仲良し』も会場で販売しています」と主催者。ほかにも来年の干支(えと)の「巳」が描かれた羽子板や年賀状にもぴったりなポストカード、シールなどが販売されています。

ギャラリー風での展示の様子

【西島伊三雄】1923年福岡市生まれ。グラフィックデザイナー、画家。元二科展会員、のちに日本宣伝美術会会員。福岡県福岡市博多出身。福岡市名誉市民。福岡市地下鉄の駅のシンボルマーク、壁画やモニュメント、パッケージデザイン等のデザイナーとして活躍。九州グラフィックデザイン協会会長、九州産業大学芸術学部教授、日本デザイナー学院九州校校長、博多町家ふるさと館初代館長などを務めた。

西島伊三雄カレンダー展

日時:12月3日(火)~8日(日) 11:00~18:30(最終日は16:00まで)
場所:ギャラリー風(福岡市中央区天神2-8-136 新天町北通り)
入場無料
問い合わせ:ギャラリー風
電話:092-711-1510

 

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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