飼い猫サニの年賀状5枚限定で刷りました 【サ日記】

 

お寒うございます。猫のサニでございます。

「冬だから寒いのは当たり前やろ」と言われるそこのあなた、ここ何年か師走に入ってもけっこうぽかぽか陽気の日も多かったことをお忘れじゃありませんか。

今年の場合、先月11月の中頃まで「夏日」があるくらい暑かったから、急に寒くなって、とくに寒がりの猫にはこたえとりますわ。

 暖を取るのに良さそうと思って入り込んだら、すぐに追い出された。これは人間の寝間着とか部屋着をちょいと入れとくものらしい。おれが座ってたら、服もあったまって快適だと思うんだが。

 チョビも寒そうにしとる。野良から家猫になって良かったと思ってるはずだ。

 毛布はふかふかして居心地がいいニャ。

 さて、今年もご希望の読者さんにおれとチョビと近所猫の写真入りの年賀状を送りますぞ。

 新年の縁起物だから、全貌はまだ見せられん。今年はたったの限定5枚だけだ。

 世間では、「年賀状じまい」とかで出すのをやめる人が多いようだが、おれはわずかでも続けてみる。

 LINEとかSNSもけっこうだが、紙で届くと意外にうれしいものだし。

 先着5名様に送らせてもらうので、欲しい人は件名に「サニ年賀状希望」と書いて、

jun.kanekozuki@gmail.com

まで、メールをお送り下さい。住所とお名前を書いてないと、送りたくても送れないので、お気をつけて。時々、そういうあわて者がいるからニャ。

チョビの弟で地域猫なのに、最近半分くらいは家に入りこんでいるとらは、この寒いのに屋根に上がってニャアニャア言ってるぞ。

 何の電線か知らんが、感電しても知らんぞ。相変わらずワンパクだ。

 おかあちゃんと一緒にえさをねだりに来た。こいつらみんな飼い主が避妊、去勢手術をした「地域猫」なので、そのしるしに片方の耳がさくらの形にカットされている。とらは、おかあちゃんの最後の子どもというわけだ。今や母親よりデカくなっている。なにせ身体のデカい「うし」の子どもだから。

 そのうしは最近めっきりうちにやって来ない。けんかっ早さで定評のある「ハチワレ」も居るのがどうも苦手なようだ。図体に似ず、平和主義者みたいだ。

 チョビはおねえちゃんのくせに、とらが入ってくると、こそこそ隠れて怯えている。とらは悪気はないと思うが、すごい勢いで駆け寄るので、攻撃されていると思うらしい。

おれは他人いや他猫には干渉しない主義だから、二匹はほったらかしている。そのうち仲良くなる日は来るんだろうか。

それでは、年賀状、欲しい人は早い者勝ちだからニャ。失礼いたします。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

福岡市南区在住。サバトラ柄。熟年オス猫。雑種だが、アメショーの血が入っていると思っている。
ふてぶてしさが身上の甘え上手。
推定5歳か6歳の頃、今の飼い主宅に上がり込み飼い猫に。それ以前は不明だが、数百メートル離れた公園にいたとの不確かな情報。おととしの暮れ、孫娘のようなキジ白猫チョビが弟子入り。
世の中の動きに敏感なものの、とくに行動はしない。

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