吉本新喜劇と九州新喜劇の初コラボ公演「吉本新喜劇 in よしもと福岡劇場~吉本新喜劇と九州新喜劇メンバーが福岡で大集合!~」が12月21日、よしもと福岡 大和証券劇場(福岡市中央区)で開催されました。吉本新喜劇ゼネラルマネジャー(GM)の間寛平さんが発起人となり実現した公演で、九州新喜劇の座長を目指して奮闘している熊本県住みます芸人の安井政史さんとの舞台初共演も果たしました。終演後に寛平GMと安井さんが、公演の手応えや九州新喜劇への期待を話しました!
劇場は満席! 爆笑に次ぐ爆笑で熱い空間に
まずはお笑いコンビ3組による漫才のステージ。福岡よしもと所属のメタルラック、福岡のラジオ番組でもおなじみのインディアンス、「M-1グランプリ2019」の覇者ミルクボーイが満席の会場に笑いの渦を巻き起こします。
続いて個性豊かなメンバーが出演する新喜劇。吉本新喜劇の寛平GM、中條健一さん、西川忠志さん、新名徹郎さん、小寺真理さん、小林ゆうさん、野崎塁さんと九州新喜劇の安井さん、田中健二さん、メガモッツの池内祐介さんと中川どっぺるさん、ひのひかり智さん、カイキンショウのショウきんさん。博多のラーメン店を舞台に、ユニークなキャラクターが次々に登場して持ちネタのギャグを連発、アドリブも満載で物語を展開しました。両新喜劇メンバーの熱演に、客席は爆笑の連続で大いに盛り上がりました。
「福岡のお客さんはあったかいなあ」(寛平GM)
終演後の取材で公演の感想を聞かれ、「福岡のお客さんはあったかい。優しい」と笑顔の寛平GM。安井さんは「やっと終わったという感じです。めちゃくちゃ緊張していましたが、まだまだ勉強しないと思いながら楽しませてもらいました」とすがすがしい表情を見せます。
九州新喜劇との初コラボに加え、安井さんとも初共演の寛平GM。「政史はちゃんと頑張ってた。政史は福岡ではまだあまり知られてないけど、(今日の公演で)あれだけ笑いを取るというのはすごい。政史が『九州新喜劇の座長をやりたい』と言うてるから、会社でも考えているんですよ。(座長になるのは)あと10年ぐらい先かな」と冗談交じりに話します。
その言葉に安井さんは「師匠、あと10年ですか」と突っ込みながらも「とにかく目の前のことを頑張っていくだけです。僕は寛平師匠のつくる笑いは芸術というか、すごく好きです。今回、九州新喜劇のメンバーが同じ舞台で味わえたのはすごく新鮮で勉強になったと思います」と手応えを感じている様子です。
寛平GMも「吉本新喜劇の若い子も勉強になったんちゃうかな。僕は若い子には『思い切りやれ』と言うんですけど、思い切りやっている姿を見てうれしかった。育っていくのがうれしいんです」と目を細めました。
県外からも新喜劇ファンが詰めかけていた本公演。寛平GMは500席の会場いっぱいのファンへの感謝も忘れず、「この劇場に初めて来たという人が多かったのもうれしいじゃないですか。これからも僕らが福岡に来て九州新喜劇を盛り上げていきたいな」
2月開催 九州新喜劇の公演に行こう!
2月に九州新喜劇の公演が熊本県菊陽町と福岡県太宰府市で開催されます。大いに笑って、今年の福を呼び込んでみては。
「九州新喜劇 本公演2025菊陽〜菊陽を元気にするヨウ編」
日時:2月2日(日) 13:00
場所:菊陽町図書館ホール(熊本県菊陽町原水1438-1)
チケット:全席指定 前売り3,000円、当日3,500円
問い合わせ:BASE CAMP
電話:092-406-7737
「九州新喜劇 令和の都だざいふ公演」
日時:2月23日(日・祝) 14:00
場所:プラム・カルコア太宰府 市民ホール(福岡県太宰府市観世音寺1-3-1)
チケット:全席指定 前売り1,500円、当日2,000円
問い合わせ:太宰府市文化学習課
電話:092-921-2101