【不仲から円満に】私がたどり着いた、仲良し夫婦の3箇条

 結婚して十数年の私たち夫婦。最初は夫婦円満だったものの、ささいな不満がキッカケでケンカも増え、気づけば会話のない“不仲な夫婦”に…。そんな私たち夫婦が、見事にもう一度“夫婦円満”へと返り咲いた秘訣とは!?

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「相手を変える」から「自分が変わる」へ

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 ここ数年ほど、ささいな不満の積み重ねから不仲が続いていた私たち夫婦。不仲の時期は、「夫さえ変わればもっと円満になれるのに!」と思っていました。
 ただこの思考だと夫に不満をもったり、周りのご主人と比べたりして不仲は加速するばかり。でも、私自身は「昔みたいな仲良し夫婦に戻りたい」と思っていました。

 なんとか軌道修正すべく私は思い切って「夫さえ変われば…」の思考を捨て、「自分が変わる」へシフトチェンジ。

 そこで意識したのは3つのポイントです。実はこのポイント、私が会社員時代に後輩と良好な人間関係を築くために意識していたことからヒントを得ました。この3つを徹底して夫に接すると不仲だった夫婦生活にみるみる変化が現れ…!? 夫婦円満のための“3箇条”をご紹介します。

1. ありがとうを惜しまない

 不仲だと「ありがとう」という言葉すら遠ざかってしまいがちですが、良い関係の基本は「ありがとう」ですよね。子どもにも教えている「ありがとう」を、夫婦の私たちが言えないなんて…。そこで私は、日常のあらゆるシーンで夫に「ありがとう」を言うように心がけました。ささいなお礼でも出し惜しみせずに、恥ずかしがらないことがポイントです。
 「ありがとう」と言うと、普段は無口な夫も少し照れたように「うん」と返事をするようになりました。

2. 粗探しをやめる

 私はいつも、「洗面台が汚れてる!」「電気つけっ放し!」など、夫の粗探しが日課になっていました。
 粗探している内は夫婦円満から遠ざかります。なにより私も夫も同じ人間、完璧ではありません。

それからは、夫の長所(子どもの面倒見が良い、荷物を持ってくれたなど…)を、毎日1つノートに書き出しました。書き出しては「こういう所がステキ!」と眺めます。この癖がつくと、夫のことを見直す(惚れ直す?)気持ちさえ芽生えるようになりました。

3. 期待を捨てる

 いつも夫に「掃除しておいてくれるかな?」「買い物してきてくれるかな?」など、勝手に期待を抱いては裏切られ、イライラする日々…。

 そんな自分に嫌気がさした私は、「夫に期待をしない」を徹底。この意識改革は少し忍耐が必要ですが、日常生活における夫への細かな期待はほぼ捨てました。(必要な用事はきちんとお願いします)

 「期待しない=相手に求めない」ことで夫の言動も気にならなくなり、自分の感情をコントロールしやすくなり「心にゆとりのある女性」になれたような気がします。

夫婦は鏡。自分が変わると相手も変わる

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 3箇条を意識して夫に接すること数カ月。なんと、夫から私へ
 「この服どう?」「買い物行こうか」などの日常会話が増え始めたのです。

 それだけでなく「掃除しておくよ」など、私に気遣いまでしてくれるように…! 気づけば、夫婦で談笑する時間も増えていきました。さらには“2人で映画鑑賞”が互いの趣味になるなど、不仲時代では考えられないほど距離感が縮まっていったのです。

 もしかすると、必死に相手を変えるよりも“自分が変わる”ほうが、夫婦円満への道のりはずっと近かったのかもしれません。DVや浮気など夫婦関係の修復が難しいパターンを除いて、「不仲から円満に逆転したい!」という方は、ぜひ3箇条を参考にしてみてくださいね。

(ファンファン福岡公式ライター/餅キナコ)

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