大家好!(皆さん、こんにちは!)
第3回は中国各地を回る旅行、江南地方編(※江南とは南京、蘇州・杭州、上海あたりを指す呼び方)。
風光明媚な蘇州・杭州とまるで近未来都市のような上海について紹介します。
上有天堂,下有苏杭(天上に極楽があり、地上に蘇州・杭州がある)
蘇州、杭州は南京から比較的近く、伝統的な中国庭園や公園が沢山あります。
この句はその素晴らしさを讃えたもの。
この世の極楽と謳われるだけあって、絵に描いたような美しいところです。
中国庭園によくある鍵穴のような丸い門。
丸い門を通すことによって、向こう側に全く別の風景が広がっているように感じたり、一枚の絵のように見えたりします。
一瞬びっくりしました。
大きな鏡があって、そこに私の後ろの風景が映っているのですが、壁に自分の写真が掛けてあるように見えます。
遊び心があって面白いですね。
大濠公園のモデルとなったといわれる公園が浙江省・杭州にあります。
海のように広い湖のある公園・西湖。
その大きさはなんと大濠公園の約83倍!
正直、大濠公園とあまりにスケールが違いすぎて、私はそれほど似ているとは思いませんでしたが、湖の周りを歩いて回るという点では同じですね。
お寺や塔や茶畑、そして鯉が沢山泳いでいて水が真っ赤に見える池、一面ハスが咲いている池、柳並木など見どころ盛りだくさん。
湖の周りを一周のんびり散歩をしていたら日が暮れてしまうので、観光客向けの電動カートに乗るのがおすすめです。
魔都上海(※上海の別名)
上海と言えばこの眺め!
誰もがテレビなどで一度は見たことのある風景ではないでしょうか。
真っ青な空を背景にそびえ立つ近未来的なビル。
中国の発展を象徴する光景ですね。
南京でもよく休日に一人で庭園・公園巡りをしていました。
人で賑わっている有名な観光地も見応えありますが、地元の人が集まるような小ぢんまりした庭園・公園も好きでした。
そのようなところで二胡を弾いたり、お茶を楽しんでいるお年寄りたちを見ているとゆっくり時間が過ぎていくような落ち着いた気持ちになります。
次回は中国の文化などについてお話しします。
谢谢大家!下次见!(皆さん、ありがとうございます!また次回お会いしましょう!)